入院中の暇つぶしに役立つ10のヒント

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最近の病院は出来るだけ入院期間を短縮する傾向が強いため、入院ライフを経験する機会はめっきり減りました。入院ライフなんて出来れば経験したくはないのですが、人生何が起こるのか誰にも分かりません。今日、突然交通事故に合う可能性は誰にでもありますし、仕事中に病気で倒れることもあります(私の知人は仕事中に脳卒中で倒れました)。

入院の目的は検査と回復にありますので、基本的に検査以外の時間は何もすることがありません。ただひたすら回復するのを待つだけです。だから、万が一自分が入院することになった時のために、暇つぶしを用意しておかなければいけません。今回はそんな「暇つぶしに役立つヒント」をご提案します。

入院中の暇つぶしに役立つ10のヒント

①読書

入院中は本を読むのに最適な時間です。読書好きであれば、普段まとまった時間がとれなくて集中して読めない長編小説に挑戦してみてはいかがでしょうか。本の調達に関しては、病院内の売店では種類が限定されているので読みたい本が見つからない可能性があります。また、製本された本を持ち込むのはスペース的に問題がありそうです。一番最適なのはAmazonのKindleなど電子書籍を持ち込むことです。Wi-Fiがあれば、好きな時に好きな本を読むことができます。

②映画やドラマを見る

Wi-Fiが使える病院であればNetflixやプライムビデオのようなサブスクを契約して、1日中動画を見ることができます。ただし、病院のWi-Fiはそれほど回線スピードが速くなく、利用者も多いため、高画質で楽しむには向いていません。だから、動画を見る場合は自分専用のWi-Fiルーターを用意しましょう。

③ゲームをする

Switchやスマホがあれば好きなだけゲームをすることができます。普段スキマ時間でレベルを上げていた人であれば、入院中に一気にレベル上げを実現することも可能でしょう。ただし、音を出すと周囲に迷惑をかけますので、必ずヘッドホンやイヤホンを付けるようにしましょう。

④音楽を聴く

音楽を聴けば、リラックスすることができます。また、好きな曲を聴けば、気分も上がります。入院中は痛みを伴う治療もあり、その度に心身ともに落ち込むこともあるでしょう。そんな時にお気に入りの音楽があれば気分が晴れやかになるはずです。

⑤ぬり絵をする

ぬり絵は集中力と創造力を高めることができます。また、リラックス効果もあります。ぬり絵なんて子どもがすることでしょ?と思ったあなた、それは違います。最近は大人のためのぬり絵もあるのです。Amazonで本を購入するのもあり。また、タブレットを持ち込んでぬり絵アプリで楽しむのもありです。

⑥編み物をする

編み物は手先を動かして、リラックスすることができます。また、完成した作品を見れば、達成感を得ることができます。編み物をしている人なんて映画やドラマの中でしか見たことがありませんが、最近では女性だけでなく男性も編み物をしている人が増えています。編み物男子になりませんか?

⑦日記を書く

日記を書くことで、自分の気持ちを整理することができます。また、客観的に自分のことを見つめ直すことができます。入院なんて滅多に経験できることではありません。ということは、ブログでも記事の差別化が図れるということです。入院中に起こったことや、入院中に気づいたこと、これから入院する人に役立つTipsなどを書けば閲覧者も増えるのではないでしょうか。

⑧勉強をする

勉強をすれば時間を有効に使うことができます。また、勉強をすれば、自分の知識を深めることができます。今までの暇つぶしは本当に暇つぶしでしかありませんが、勉強は入院後に役立ちます。資格取得の勉強をするのもよし、仕事に役立つ勉強をするのもよし。

⑨病院の施設を利用

総合病院であれば施設はとても広く、様々な設備が整っています。病気と関係ない人が院内を巡回すると不審者扱いされますが、入院患者であれば堂々とフリーパスで院内を散策できます。この科のドクターはイケメンが多いなとか、このオッチャンはいつも売店にいるなとか、いろいろな発見があるのではないでしょうか。

⑩寝る

究極の暇つぶしです。家事や仕事に追われて睡眠時間が少ない人や、早く回復したい人におすすめです。寝ることほど幸せなことはありません。病院のベッドで見る夢は格別なものかもしれません。美人の看護師が出てくる夢かもしれません。ただし、長時間睡眠に慣れると退院後が大変ですのでほどほどに。

以上、入院中の暇つぶしに役立つ10のヒントをご提案しました。今はどんなサービスでもサブスクがありますので、電源とネット回線さえ確保できれば暇になることは滅多にないでしょう。言い方を変えれば、電源とネット回線が確保できる病院に入院しないと暇になるということです。

自宅周辺の総合病院にWi-Fi環境があるのかどうか、Wi-Fiルーターを持ち込めるのかどうか、自由にコンセントを使えるのかどうか等、暇つぶし環境があるのかどうか健康な時に確認しておきましょう。

伊藤泰行

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。いつまでもお酒が楽しめるように、毎年1回のフルマラソン完走を目標として健康な体づくりに励んでいます。

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