金融・経済

【身近な米国株】中国ネット検索最大手「百度」を運営する、Baidu Inc（BIDU）バイドゥ

Baidu Inc.（百度）は中国のインターネット検索エンジンおよびAI（人工知能）における最大手企業です。同社は検索エンジン、クラウドサービス、人工知能、自動運転技術、インターネット広告など幅広いインターネット関連サービスを提供しています。

この会社は2000年にロビン・リーによって設立されました。その後、中国で急速に成長し、検索エンジン市場での支配的な地位を確立しました。現在、中国のインターネット検索市場においては、BaiduはGoogleに次ぐ2番目のシェアを持っています。

また、BaiduはAI技術にも力を入れており、自然言語処理、画像認識、音声認識などの分野で多くの研究開発を行っています。BaiduのAI技術は検索エンジンの機能向上や、音声アシスタントである「Baidu DuerOS」の開発などに活用されています。

さらに、Baiduは自動運転技術にも注力しており、「Apollo」というオープンソースの自動運転プラットフォームを開発しています。このプラットフォームは自動運転車両の開発において広く活用されています。

現在は生成AIの「文心一言（アーニーボット）」の開発に注力しています。

■企業名	Baidu Inc
■設立	2000年1月
■本社	Baidu Campus No. 10 Shangdi 10th Street Haidian District Beijing, 100085 CHN
■従業員数	45,887人
■代表者	Mr. Robin Yanhong Li
■筆頭株主	プライムキャップ（3.3%）
■時価総額	512億500万ドル
■売上高	179億3100万ドル（2022.12）
■営業利益	18億7100万ドル（2022.12）
■配当利回り	–
■競合企業	Alphabet