【49歳パタヤ旅】料金交渉無しに、気軽に移動するならGrabアプリがおすすめ!

暮らし・旅

パタヤは歩いて移動するには若干広すぎます。また、常に30℃を超える気温なので、長時間歩くと体力を消耗します。そこで移動手段として多くの人が選ぶのがソンテウです。ソンテウとはタイで広く普及している、小型トラックの荷台を改造して旅客用とした乗り物です。パタヤでは乗った距離に関係なく1回10バーツ(40円)で利用できるので観光客だけでなく地元の人もよく利用しています。

でも、初めてパタヤに訪れた場合、利用するための仕組みがよく分からないこともあり、躊躇してしまいます。慣れたらとても便利な乗り物なのですが、慣れるまでは気を使う乗り物です。ソンテウ以外にもバイタク(バイクタクシー)や一般タクシーもあります。でも、いずれも個別に料金交渉が必要なのでとても面倒です。ドライバーによって料金が違うってのも信用できませんよね。

そこでおすすめするのがGrab(グラブ)というアプリです。

 Grabとは

Grabは東南アジアで展開されているモビリティサービスアプリです。タクシー、ライドシェア、カーシェア、フードデリバリー、決済サービスなど、さまざまなサービスを提供しています。現在、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、カンボジア、ミャンマーの8カ国でサービスを展開しています。Grabは東南アジアのモビリティ市場を大きく変革し、人々の移動をより便利で快適なものにしています。

このアプリはAndroidとiOSの両方で利用できます。アプリをインストールすると、自分の位置情報と目的地を入力することで、タクシーやライドシェアを簡単に呼ぶことができます。Grabは料金が明確で、支払いもアプリ上で簡単にできます。僕もクレジットカードを登録し、現金での支払いは無くしました。

簡単に言ってしまえば、日本の「GO」のような配車サービスです。乗車地と降車地をアプリ上で決めて依頼すると、車両と料金がすぐに決まります。料金交渉も必要ないですし、ドライバーとの会話もほとんど必要ありません。

 実際に使ってみた画面

乗車地と降車地を決めると次のような画面になり、料金が表示されます。

これは最終日にホテルから空港バス乗り場に向かう際に利用した画面です。乗車する車種は自分で選ぶことができるのですが、違いが分からなければ一番上に表示されるJustGrabを選べば間違いありません。

配車を依頼して、ドライバーが決まると次のような画面になります。

ドライバーの顔写真と車種、車のナンバーが表示されます。乗車地に車が到着したら、このナンバーで確認して、車に乗ります。ちなみにパタヤのドライバーの車はトヨタ車が多いです。清潔感があり、乗り心地も快適です。自家用車を使っているので、見た目は普通です。タクシーっぽさは全くありません。

降車地に到着したら、車から降りるだけです。日本のタクシーではないのでドアは自分で開けましょう。

何度か利用しましたが、大体1回100バーツ(約400円)で移動できます。日本のタクシーと比べれば全然安いですよね。

 Grab利用時の留意点

Grabは本当に便利なサービスです。でも、気をつけておきたいこともあります。

まず、一度決まった配車が、ドライバー都合でキャンセルされることがあります。ドライバーは最も効率よく稼ぎたいと思っているので、乗車地と降車地、そして料金を見て、最も条件の良い配車依頼を選びます。一度決めても、その後に条件の良い配車依頼があればそちらを選ぶこともあります。僕も何度かキャンセルになり、待ち時間が長くなったことがあります。

依頼者(乗車する人)を見て、スルーすることもあります。一般的なタクシーであれば、依頼者がどんな人であっても乗せてくれますが、Grabのドライバーは一般人なので、自分の好みで判断することが多いです。例えば現地に住む欧米人がドライバーの場合、欧米人以外は乗せない、なんてこともあります。

僕も同じような体験をしました。乗車地で待っていて、対象となる車が到着し一旦停止しました。しかし、私の姿を確認したドライバーは再び発進し、走り去ってしまいました。その時のドライバーは欧米人でした。タイ人がドライバーの場合はそんなことはありませんでした。

こういうドライバーに合った時は、アプリで乗車をキャンセルして、次のドライバーを探しましょう。

ちなみにGrabアプリは日本でもインストールでき、クレジットカードの設定まで行うこともできます。パタヤへの旅行が決まったらぜひGrabアプリをインストールしてみてください。

伊藤泰行

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。いつまでもお酒が楽しめるように、毎年1回のフルマラソン完走を目標として健康な体づくりに励んでいます。

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