2023年4月1日に解禁される自動運転「レベル4」の定義とは

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昨年の12月20日に、政府は特定の条件下でシステムが自動車を操作する「レベル4」相当の自動運転移動サービスや、自動配送ロボットを使用した配送事業を2023年4月1日に解禁することを決定しました。今年の4月から自動運転による移動サービスや配送サービスが本格化されます。

人口密度の高い都市圏での開始はだいぶ先になりそうですが、過疎地域の風景は一変するかもしれません。都市ではなく、地方から最先端の技術が活用されるのが面白く、その活用事例を見るために過疎地域に訪れる人も増えるのではないでしょうか。

さて、自動運転の「レベル4」の定義はご存知でしょうか。自動運転には全部で5つのレベルがあります。レベル4は上から2番目で「特定の条件下でシステムが全て操作し、人の対応は必要ない」という定義になっています。レベル5との違いは「特定の条件下で」という条件が付くか否かです。レベル5の場合は特定条件は付かず、どのような条件下でもシステムが全て操作できます。

自動運転のレベル

レベル5 システムが全て操作し、人の対応は必要なし
レベル4 特定の条件下でシステムが全て操作し、人の対応は必要ない
レベル3 特定の条件下でシステムが全て操作し、必要な時に人が対応する
レベル2 ハンドル、アクセル、ブレーキの複数でシステムが操作する
レベル1 ハンドル、アクセル、ブレーキのいずれかでシステムが操作する

ちなみに2023年4月からは自転車に乗る時のヘルメットの着用が全年齢で努力義務になります。現行は13歳未満の子どもが乗る場合のみ適用されますが、4月以降は年齢関係なく全ての人が対象です。ただし、努力義務であり、着用しなくても罰則はありません。

(参考)国土交通省「自動運転のレベル分けについて」

伊藤泰行

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。いつまでもお酒が楽しめるように、毎年1回のフルマラソン完走を目標として健康な体づくりに励んでいます。

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