【マネックス証券】日本株銘柄スカウターに理論株価機能が追加

金融・経済

2017年10月26日に登場したマネックス証券の日本株銘柄スカウター。その後、度重なる進化を続け、今回新たに理論株価機能が追加されました。今回追加した「理論株価」はPBR等の投資指標を統計処理したデータを元に妥当と考えられる理論株価と想定株価のレンジを示すものです。投資判断する指標として役立つでしょう。今回追加されたのは「PBR基準」の理論株価ですが、近日中に「PER基準」の理論株価や自分で理論株価を計算する機能も提供される予定です。

 理論株価

個別銘柄の「企業分析」ページに「理論株価」が追加されました。今回追加した「PBR基準の理論株価」は、四半期毎の短信発表実績値から算出した1株あたり純資産(BPS)と、直近75日間のPBRの推移から算出したPBRレンジを元に、妥当と考えられる理論株価と想定される株価の上値目途・下値目途を算出しています。また、アナリストの目標株価コンセンサスがある銘柄はあわせて表示されます。

「株価診断」は1株あたり純資産(BPS)とPBRの過去75日間のレンジをもとに、理論株価及び上値目処と下値目処を示します。「株価診断」も「想定株価」も今後1株あたり純利益(EPS)やPERをもとにした理論株価の表示を予定されています。

 理論株価の計算方法

理論株価のことを知っている個人投資家は多いと思いますが、実際どのように計算するのが知らない人も多いと思います。理論株価は次のように算出します。計算方法だけ分かれば自分でも算出することが可能です。

(PBR基準の理論株価)

最新の実績BPS × 過去75日間のPBRレンジ(±2σ)

σ(シグマ)はデータの分布の度合を示す数値である標準偏差を指しています。平均値から標準偏差だけ離れていれば1σ、標準偏差の2倍離れていれば2σとなります。分布が正規分布である場合、全体の68.3%が平均±1σの範囲に収まり、95.4%が平均±2σの範囲に収まるとされています。

  • 理論株価:過去75日間のPBR平均値をあてはめた場合の株価水準
  • 上値目途:PBRレンジの上限(+2σ)まで買われた場合の株価水準
  • 下値目途:PBRレンジの下限(-2σ)まで売られた場合の株価水準

こんな面倒な計算やりたくない、という人のために今回の機能追加が役立ちます。これを機に「理論株価」について勉強してみてはいかがでしょうか。

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