若者に人気の万年筆。初心者は1万円以下の商品で使い慣れよう。

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2020年11月10日の日経新聞・夕刊に面白い記事が載っていました。それは10〜30代の若者の間で万年筆の人気が高まっているというもの。調査会社の矢野経済研究所によると、2018年度の万年筆の国内市場の規模は45億8000万円で、2014年度よりも約2割増加しています。その内訳は40代以上が2016年比で微増に留まるのに対し、10〜30代は約3割も伸びているようなのです。

若者の間で万年筆の人気が高まっている理由として、ボールペンと比べて書き疲れしないが挙げられます。ボールペンはペン先にあるボールを回転させることでインクを付着させるため力を入れる必要があります。一方、万年筆の場合は内部のインクが直接ペン先を伝って付着するため、筆圧をかける必要がありません。このような理由の他には、他の筆記具にはない万年筆ならではの重厚感も新鮮に感じているようです。

万年筆はこのような魅力によって人気が高まっているのですが、他の筆記具と異なりメンテナンスが欠かせません。ペン先が乾燥するとインクが出にくくなるからです。だから、3ヶ月に1回の頻度で水洗いする必要があります。このメンテナンスを面倒だと思う人は高い買い物になるのでやめたほうがよいでしょう。ただ、普段からコンタクトレンズの洗浄を苦もなく続けられている人であれば問題ないでしょう。年に4回だけですので。

では、実際に商品を購入する場合、何を基準に選べばよいのでしょうか。国内大手のパイロットコーポレーションによれば、初心者はまず1万円以下の低価格帯を選ぶべきだと。まずは使い慣れることを優先し、個性的な高価格帯商品は後から購入したほうがよいそうです。「やっぱり面倒くさい!ボールペンの方が楽」となるかもしれませんので。

今回は楽天市場から1万円以下で購入でき、且つ多くの人が使用している(レビュー件数が多い)商品をご紹介します。迷ったらまずはみんなが使っている商品にしてみてはいかがでしょうか。

楽天市場で購入できる1万円以下の万年筆

 

 

伊藤泰行

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。いつまでもお酒が楽しめるように、毎年1回のフルマラソン完走を目標として健康な体づくりに励んでいます。

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