デジカメの動画撮影は最長29分59秒。その理由とは

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デジカメで動画を撮影する人はそれほど多くはないと思いますが、今回はデジカメで動画撮影する場合の最長時間に関する話題です。実はデジカメの多くは最長撮影時間が29分59秒に決まっています。どれだけストレージの容量が増えても、この時間は変わっていません。

なぜ、こんなに中途半端な時間なのでしょうか。それは関税が影響しています。欧州連合(EU)は動画を連続で30分以上撮影できるカメラを「ビデオカメラ」に分類し、静止画撮影のデジカメよりも高い関税を課しています。この関税を回避するために29分59秒という時間が設定されたのです。

カメラに関税がかかっていたと知る人も少ないと思うのですが、まさか撮影時間で関税が変わるなんて知る人はもっと少ないはずです。勉強になりましたねー。

伊藤泰行

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。いつまでもお酒が楽しめるように、毎年1回のフルマラソン完走を目標として健康な体づくりに励んでいます。

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