エポスカードの海外旅行傷害保険サービスが10月1日から改悪

金融・経済

年会費が無料で、ポイント還元率が高いことで人気があるクレジットカード「エポスカード」が、10月1日から海外旅行傷害保険サービスを改定します。一番のポイントは従来の自動付帯から利用付帯に変わったことです。

 エポスカードの改定内容

今回は適用条件と補償内容が変わりました。

<適用条件>

自動付帯から利用付帯に変更

<補償内容>

補償額を一部増額

自動付帯とは海外旅行中にエポスカードを利用しなくても勝手に保険が適用されます。一方、利用付帯は海外旅行において、ツアー代金や交通費など何らかの費用をエポスカードで支払った場合のみ保険が適用されます。これは大きな改定で、頻繁に海外旅行に出かける人にとっては改悪でしかありません。

利用付帯に変更した代わりに、補償額は若干良くなっています。

引用:エポスカード公式サイト

単純に自動付帯から利用付帯に変えるだけでは、利用者はデメリットしかないため、それを打ち消すために補償内容を少しだけ良くしているだけでしょう。しかも、無料カードだけでなく、年会費が必要なゴールドカードも適用対象になっているんです。ちょっとこれはどうかなと感じます。

この改定は10月1日以降から適用されます。今年はコロナ制限も解禁され、海外旅行に出かける人が増えると思いますので、エポスカードから他のクレジットカードに乗り換える人が増えるかもしれませんね。

 詳細はエポスカード公式サイトで

伊藤泰行

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。いつまでもお酒が楽しめるように、毎年1回のフルマラソン完走を目標として健康な体づくりに励んでいます。

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