生産者人口の減少で注目される「人手不足」関連銘柄

金融・経済

現在、全国的に人手不足感が強まっていて、業種関係なく企業・組織の求人が増えています。私は仕事柄、さまざまな求人サイトに登録し、求人動向をチェックしていますが、最新は首都圏だけでなく地方の企業からの求人も増加傾向があり、また民間企業だけでなく地方自治体などパブリックな組織の求人も増えています。

しかし、国内の生産者人口は確実に減少しているため、純粋な求人だけでは人手不足を補うことはできません。一般的に、人手不足を解消するには次の方法が考えられます。

  • 従来の人材採用(新卒、中途、派遣、紹介など)
  • 既存人材の活用(女性、高齢者、リスキニングなど)
  • 海外労働者の活用
  • DX、AIを活用した業務効率化、省人化

どれが正しい選択なのかを議論するのではなく、単体ではなく複合的に施策を組み合わせることが必要です。いずれにしても、今後は株式市場において、ますます人材関連銘柄が注目されることは間違いないでしょう。

そこで今回は、今後注目される可能性がある人材関連銘柄をご紹介します。

生産者人口の減少で注目される「人手不足」関連銘柄

株価は2023年7月7日の終値です。

リクルートホールディングス(6098) 4,532円
パーソルホールディングス(2181) 2,610円
アウトソーシング(2427) 1,339円
パソナグループ(2168) 1,662円
テクノプロ・ホールディングス(6028) 3,104円
オープンアップグループ(2154) 2,026円
メイテック(9744) 2,413円

伊藤泰行

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。いつまでもお酒が楽しめるように、毎年1回のフルマラソン完走を目標として健康な体づくりに励んでいます。

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