【熱中症対策】室内の暑さ対策6つのポイント

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熱中症になる人の半数以上を高齢者が占めています。その理由は高齢者は若者よりも体内の水分量が少ないうえ、身体の老廃物を排除する際に多くの尿を必要とするからです。また、熱中症の約4割は住居内で起きています。だから、室内にいるからといって油断は禁物です。

日中、高齢者をひとり残して外出してしまうと、熱中症になる確率はグッと上がりますので気をつけましょう。それでは室内で熱中症にならないためにはどのような対策が必要なのでしょうか。今回は6つのポイントをご紹介します。

室内の暑さ対策6つのポイント
 ①エアコンを上手に使いましょう

電気代の値上げを気にして、エアコンの使用を我慢するのは控えましょう。また、体に風が直接当たらないように風向きを調整しましょう。

 ②窓とドアの2カ所を開けましょう

外の方が気温が低く涼しい場合、風がなくても温度差で風が抜けます。これを温度差換気を呼びます。

 ③時間を決めて小まめに水分補給をしましょう

前述したように体内の水分量と熱中症は密に関係しています。水分補給は忘れずに。

 ④換気をして屋外の空気を入れましょう

外の方が気温が低く、室内に熱がこもっていたら、窓を開けて換気しましょう。

 ⑤温湿度計を置いて確認しましょう

エアコンの設定温度と実際の室内温度は異なります。熱中症を避けるためには正しい温度・湿度を把握することが大切です。

 ⑥扇風機や換気扇を併用しましょう

エアコンに加えて、扇風機や換気扇を使用すると室内の温度を下げやすくなります。

その他、エアコンの室外機に直接日が当たらないようにすると冷房効率がアップします。冷房効率が良くなれば結果的に電気代を抑えることもできます。室外機カバーはAmazonで1,000円前後で手に入るので、試してみてはいかがでしょうか。ダイソーでも売っているかもしれませんね。

伊藤泰行

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。いつまでもお酒が楽しめるように、毎年1回のフルマラソン完走を目標として健康な体づくりに励んでいます。

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