日本のパスポートは本当に世界最強なのか?

暮らし・旅

新型コロナウイルス感染拡大による海外への渡航制限が徐々に解除されつつあります。私の知人である同志社大学の4回生も、年内にハワイへの旅行を計画しているのだとか。彼ら大学生は入学と同時に新型コロナの影響で、まともに旅行にも出かけられなかったはずですので、渡航制限の解除は本当に嬉しいのではないでしょうか。

さて、海外旅行には必ずパスポートが必要です。私も海外旅行に行く機会はめっきり減りましたが、10年パスポートを持っています。実はこのパスポートは発行する国によって強さ(有用性)が異なります。

英国の移民コンサルタント、ヘンリー・アンド・パートナーズによると、日本のパスポートの有用性順位は世界1位で、このパスポートを持っているだけで193カ国にアクセスすることができます。続いて2位はシンガポールと韓国で192カ国にアクセスすることができます。

一方、今世界中で注目されているロシアは50位で119カ国、中国は69位で80カ国にアクセスできます。インバウンドであれだけの数の中国人を見かけると、中国はもっと高い有用性を誇っていると感じますが、実は中国は日本の半分以下の国にしかアクセスできません。

こんなに素晴らしいパスポートを持っている日本人。このパスポートの力を生かして、若者はもっと世界を旅してもらいたいと思っています。

These Are the World’s Most (and Least) Powerful Passports in 2022

伊藤泰行

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。いつまでもお酒が楽しめるように、毎年1回のフルマラソン完走を目標として健康な体づくりに励んでいます。

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