バリ島、バンコクへの旅行は今が快適。中国人観光客が戻っていない東南アジア

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2023年7月10日にブルームバーグが発表した調査結果によると、2023年5月は東南アジア5カ国における中国人入国者数が2019年と比較して、14〜39%のレンジに収まっていることが分かりました。国別の数値は次のようになります。

  • インドネシア 38.8%
  • タイ 35.9%
  • ベトナム 34.3%
  • シンガポール 25.2%
  • フィリピン 13.8%

このような状態は国の経済には大きな影響を与えますが、一方で中国人の団体客が世界中で減ることで、従来よりも観光しやすい環境になっているとも言えます。これは日本も同じで、私が住む京都市も中国人団体客が少ないため、例年よりも街の雰囲気が穏やかになったと感じます。

ただし、中国人に代わり目立ってきている団体客がいます。6月下旬にタイのバンコクに訪れた際、空港で目立っていたのはインド人団体客とマレーシアなど同じ東南アジアからの入国者でした。パタヤのウォーキングストリートでもインド人が多く、コロナ前と比べて街の雰囲気が変わったと現地の人は言っていました。

今やインドは世界一の人口を誇り、経済的にも好調であることから、今後ますます世界各国でインド人観光客に出会うことが増えるでしょう。インド人は中国人とは異なる文化的背景が持つため、インド人がどのような人種で、どのような考えや慣習を元に言動するのか、旅の前に学んでいくとよいのではないでしょうか。

伊藤泰行

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。いつまでもお酒が楽しめるように、毎年1回のフルマラソン完走を目標として健康な体づくりに励んでいます。

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