【沖縄】せんべろ店の増加と、それに伴う課題

暮らし・旅

今、この原稿は沖縄県那覇市内にあるスターバックスで書いています。インバウンドが徐々に緩和され、夜の国際通りは国内外から訪れた観光客で賑わっています。ただ一方で、沖縄県の新型コロナの感染者数も絶賛増加中で、いつ行動制限が行われてもおかしくない状況です。

そんな沖縄県において、新型コロナとは異なる飲食業に関連するニュースが流れてきました。その内容は那覇市内・牧志市場周辺で増加中の「せんべろ店」に関するもの。「せんべろ」とは、1,000円でベロベロに酔っ払うことができる飲食システムのこと。

多くの飲食店では1,000円でアルコール3杯と料理1品が提供されます。このシステムは沖縄県外から訪れる観光客向けではなく、むしろ県内に住む人に向けられたものです。沖縄県は他県と比べると相対的に所得が低いため、このような安く飲めるシステムが受け入れられているのだと考えます。

だから、新型コロナの感染拡大により行動制限がかかった中においても、せんべろメニューを提供している店は比較的安定した来客数を確保していました。その影響もあり、今では今までせんべろメニューを設けていなかった店も、せんべろメニューを設けるようになりました。国際通り周辺を歩けば、「せんべろ」の文字が記された看板を数多く見かけます。

その結果、安酒飲みの客が増え、深夜の騒音問題が発生しています。また、トイレを設けない飲食店が増えたことより立ち小便をする客も増えました。このような問題はそこに住む人にとっては大問題で、治安が悪くなり、子供が安心して暮らすことができないようです。

このような問題は観光客である私たちが外から口を出すことではなく、そこに住む住民と飲食店が話し合う必要があります。場合によっては自治体の条例で営業方法を制限する必要もあるでしょう。

沖縄は飲食業に関わる人の比率が他県よりも高いと言われています。飲食業が繁盛すれば、その分雇用が生まれ経済は潤いますが、その一方で上記のような問題も発生します。これはバランスの問題で、誰かが基準を作るしかないのではないでしょうか。

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