大津波警報と津波警報の違いは?津波警報の発表基準

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東日本大震災後、国内外で「津波」への関心が高まりました。テレビの地震速報では必ずと言ってよいほど津波情報が映されるようになりました。また、「Tsunami」は世界中で使用される言葉になりました。それほど東日本大震災の映像と被害は世界に大きなショックを与えたのでしょう。

さて、この津波には3つの警報基準があることはご存知でしょうか。3つの基準とは「大津波警報」「津波警報」「津波注意報」です。ほとんどの人が聞いたことがあると思います。でも、それぞれの基準を知っている人は少ないはず。そこで今回は津波警報の発表基準をご紹介します。

津波警報の発表基準
大津波警報
  • 予想津波高3メートル超
  • 木造家屋が全壊・流失
津波警報
  • 予想津波高1メートル以上、3メートル以下
  • 標高が低い場所で浸水
津波注意報
  • 予想津波高0.2メートル以上、1メートル以下で津波による災害の恐れあり
  • 養殖いかだの流失、小型船が転覆

以上のように、各警報・注意報の発表基準は主に想定される津波の高さによります。気象庁はこのような基準を元に、地震発生から2〜3分後に警報及び注意報を発表します。今後、テレビ等で警報・注意報の発表があった場合は、発表内容から津波の規模をイメージできるようにしましょう。

伊藤泰行

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。いつまでもお酒が楽しめるように、毎年1回のフルマラソン完走を目標として健康な体づくりに励んでいます。

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