ラグビー「ティア1」の構成国と、日本がティア1に入るメリット

スポーツ・文化

新型コロナウイルスの感染拡大によって忘れ去られようとしている日本ラグビーの活躍。現在、ティア2に属する日本ですが、昨年のワールドカップでは初のベスト8に。さらに直近ワールドカップ2大会の通算成績は7勝2敗でティア1でも中位に入る成績を残しています。このような日本代表の躍進により、5月2日にワールドラグビー会長のビル・ボーモント氏が日本代表のティア1入りを約束してくれました。

ティア1の構成国

ティア1入りのすごさを紹介する前に、ティアがどのようなものなのかご紹介します。ティアとは日本語に訳すと「層」という言葉になります。これはラグビー独特の階級制です。ティア1はイングランドや南アフリカなど強豪国で固定されています。日本はそのような階級の壁を崩し、ティア1の強豪国に勝利を収めてきました。この日本の活躍により今後「ティア」という呼称自体を見直す動きもあるようです。日本、すごい。

さて、ティア1にどのような強豪国が入っているのかご紹介しましょう。見てください、この中に日本が入るのです。

  • 南アフリカ
  • ニュージーランド
  • イングランド
  • アイルランド
  • フランス
  • ウェールズ
  • オーストラリア
  • スコットランド
  • アルゼンチン
  • イタリア
  • (日本)

日本がティア1に入ることで、これら強豪国との代表戦が増えます。つまり、僕たちがテレビを通じて試合を観る機会も増えるということです。またワールドラグビーの重要事項を決める際の権限も強くなります。ティア1入りが実現することで日本のラグビーは過去に経験にしたことがない大きな転換点を迎えることになります。今後の日本ラグビーの活躍に期待します。

伊藤泰行

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。いつまでもお酒が楽しめるように、毎年1回のフルマラソン完走を目標として健康な体づくりに励んでいます。

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