レトロ菓子のメッカ大阪の老舗メーカー。

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最近コンビニの菓子コーナーに行くと、僕ら世代の人なら知っている駄菓子(レトロ菓子)を売っているのはご存知だと思います。子供のころはお小遣いを握りしめて、家の近所の小さな駄菓子屋に行くのが楽しみでした。それが今は24時間営業のコンビニで買えるのですから時代も変わりましたね。

商品サイクルが短くなっている今、昔ながらのレトロ菓子を創り続けている企業があります。例えば「フエラムネ」で有名なまママリス株式会社(実際に製造しているのはグループ会社のコリス株式会社)や、「パインアメ」で有名なパイン株式会社などがあります。

これらレトロ菓子メーカーに共通していることは、全て「大阪」の企業だということ。うん、なんだか大阪っぽいアイデア商品がいっぱいですよね。若干単価が上がっているとはいえ、いまだに低価格で商品を提供していることが素晴らしいと思います。子供の味方って感じしますよね。今回はこのレトロ菓子で有名な大阪の製菓メーカーをご紹介します。

大阪のレトロ菓子メーカー
コリス株式会社

代表商品 フエラムネ、フーセンガム
本社所在地 大阪市東淀川区西淡路6丁目3番38号
設立 1948年
従業員 25名
代表者 代表取締役社長 友田光昭
パイン株式会社

代表商品 パインアメ、あわ玉
本社所在地 大阪市天王寺区生玉寺町1番5号
設立 1951年
従業員 105名
代表者 代表取締役社長 上田豊(慶應義塾大学卒)
ネットショップ https://pineame.net/
オリオン株式会社

代表商品 ミニコーラ、ココアシガレット
本社所在地 大阪市淀川区三津屋南2-10-1
設立 1957年
代表者 代表取締役社長 小西靖宏
ネットショップ https://orionstar.kakuretameiten.jp/

以上の3社が大阪を代表するレトロ菓子メーカーです。前述したようにコンビニのような新しい販路を開拓したことにより、売上は順調に推移しています。そのため、各社は設備投資を計画しています。フエラムネのマリリスは約40億円、パインは約20億円かけて新工場を計画しています。1個数十円のお菓子でこれだの設備投資ができるのですから、相当な数の商品が売れているということでしょう。レトロ菓子メーカーの営業、マーケティング戦略に興味を持ちました。

また各社ネットショップを運営しています。多くが商品単品ではなく、いわゆる箱買いです。ネットショップで購入して、イベント等でみんなにプレゼントするのもアリだと思いました。

伊藤泰行

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。いつまでもお酒が楽しめるように、毎年1回のフルマラソン完走を目標として健康な体づくりに励んでいます。

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