世界で輩出される温暖化ガスのうち、農業由来は約1割を占めると言われています。様々な産業で脱炭素への取り組みが行われていますが、ようやく農業においてもその取組みが広がってきました。では、農業の中では何が温暖化ガスの発生源になるのでしょうか？

国立環境研究所の調べ（2020年度）によると、農業で最も多く温暖化ガスを輩出するのは稲作で37.3%を占めています。これは稲作で使用する化学肥料が影響しています。次いで多いのは消化管内発酵、いわゆる牛などのゲップ（23.7%）です。これはニュースでもよく取り上げられているので皆さんも御存知でしょう。

このような農業に係る温暖化ガス輩出を削減しようと、様々なスタートアップが新しい取り組みを行っています。今回はそんな企業をご紹介します。

農業の脱炭素に取り組むスタートアップ企業