【餃子の王将】11月19日から更に値上げへ。瓶ビールは税込み638円に

暮らし・旅

「餃子の王将」を運営する王将フードサービスは、11月19日からグランドメニューの中の35品目を値上げすると発表しました。餃子の王将は今年の5月14日に1度目の値上げをしたばかりで、今回は二度目の値上げになります。この半年間に企業努力ではカバーしきれないほど物価や燃料が上がったことが分かります。

餃子の王将は家族連れや学生グループでの利用が多く、価格を気にしないでお腹いっぱい食べたい人たちにとっては今回の値上げはダメージが大きいでしょう。個人的には瓶ビール(大)の約100円の値上げが痛いです。以前は瓶ビールと餃子2人前で1,000円以下だったのですが、今回の値上げにより1,000円を超えてしまいます。痛い、痛すぎます。

具体的にどのくらいの値上げが行われるのか、僕が個人的に気に入っているメニューを取り上げてご紹介しましょう。

餃子 264円→275円(11円増)
鶏の唐揚げ 572円→594円(22円増)
エビチリ 693円→726円(33円増)
豚キムチ 550円→572円(22円増)
麻婆豆腐 528円→550円(22円増)
キムチ炒飯 495円→517円(22円増)
揚げそば 671円→726円(55円増)
瓶ビール(大) 528円→638円(110円増)

ご覧のように元々の価格帯によって11〜55円の増額となっています。一度値上げしてしまうと元の価格に戻すことは難しく、仮に物価や燃料が下がったとしても当分の間はこの価格を維持するでしょう。企業側も消費者がこの価格に慣れてしまえば敢えて値下げする必要はなく、当然その場合は利益が増えるわけですので、消費者の「慣れ」を待っている可能性もあります。

だから、私たち消費者がしなければいけないことは、常に世の中の物価をWatchして、物価に合わせた適切な価格設定を行っているのか判断することです。物価が下がっているのに値上げ価格を維持するのは、単に自分たちの利益を守りたいだけであり、消費者のことを考えている企業とは言えないでしょう。そのような企業は淘汰されていくはずです。

チェックすべきは財務諸表です。「苦肉の策で値上げします!」と言っておきながら、利益が増えている場合は、本来すべき値上げ以上の価格を付けていたということです。それは言い換えれば、必要以上に消費者に負担を強いていたということです。そこには企業の本質的な姿勢が見て取れます。もちろん、民間企業ですので儲けることは必要ですが、搾取はいただけません。

物価高を理由に便乗値上げする企業が今後も増えていくでしょう。そのような企業の商品やサービスは選択しないことが健全な物価を維持する方法でもあると思います。

伊藤泰行

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。いつまでもお酒が楽しめるように、毎年1回のフルマラソン完走を目標として健康な体づくりに励んでいます。

Related Articles

TOP