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九州・沖縄各県の漁業6次化率と取組事例

6次化とは漁業者(1次産業)が魚介類の生産だけでなく、製造・加工(2次産業)やサービス業・販売(3次産業)にも取り組むことで、生産物の価値を高め漁業所得の向上を目指す取り組みです。従来は1次産業である漁業者と消費者の間にさまざまな仲介業者が入っていたため、漁業者の実入りが少なく所得が向上しませんでした。

この状態が続けば漁業の魅力が薄れ、漁業に関わる人材も減少します。これを回避するために、今までに他人に任せていた加工や販売を自分たちで担うようになりました。その取り組みの典型が「直売所」です。旅行やドライブが好きな人ならご存知だと思いますが、今全国で直売所が充実してきています。これは漁業だけでなく農業も同様です。

直売所の魅力は新鮮な生産物が手に入ること。そして、仲介業者が入らないため品質に対して価格が手頃だということです。消費者にとっては良いことしかありません。また、漁業者にとっても直接消費者と関わる機会が増えるため、消費者の声に合わせた加工品の製造が行えるようになります。

このような産業の6次化なのですが、実際はどのくらい進んでいるのでしょうか。今回は農林水産省のデータを元に九州・沖縄各県の6次化率をご紹介します。

九州・沖縄各県の6次化率(2019年度)
福岡県 8.2%
佐賀県 11.9%
長崎県 8.9%
熊本県 8.3%
大分県 14.2%
宮崎県 25.4%
鹿児島県 18.1%
沖縄県 18.7%

九州・沖縄各県の6次化率の平均は13.8%です。全国平均が14.6%ですので、若干取り組みが遅れているようです。その中でも宮崎県は25.4%と高い数値を出しています。宮崎県に行けば面白い魚介の加工品に出合える確率が高いと言えるでしょう。九州・沖縄へ出かけた時はぜひ直売所や道の駅に寄り道してみてください。

 6次化の事例

それでは1次産業の漁業者が具体的にどのような取り組みをおこなっているのかご紹介します。楽天市場で購入できるものをピックアップしましたので、興味のある方はご賞味ください。

イワシ丸干しのオイル漬け「旅する丸干し」(鹿児島県阿久根市)

鹿児島県阿久根市で早朝4時から6時に穫れるウルメイワシは胃にエサが残っていないため、苦味が少なく食べやすい干物です。この干物をオイル漬けにしたのが「旅する丸干し」です。味の種類は豊富で「プレーン」「南イタリア風」「マドラス風」「プロヴァンス風」の4種類があります。

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「じてんしゃ飯の素」(長崎県雲仙市)

雲仙市・橘湾の新鮮なカタクチイワシを原料とした煮干(いりこ)に、長崎を中心とし九州内で作られたニンジン・ゴボウ・シイタケを乾燥させた具材をあわせた「炊き込みご飯の素」です。自転車に乗る人のためのご飯ではなく、「自転車のように速く炊ける醤油飯」という意味だそうです。

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ネットで6次化関連の商品を購入する場合は「ふるさと納税」から選びましょう。各自治体が積極的に地元の漁業者を応援しているからです。このように食の選択肢が増えることは消費者にとって嬉しいことばかりです。

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