中国の国防費は日本の約7倍。主要国の国防費はいくら?

政治・社会

日本の国防費は年間いくらあるのかご存知でしょうか?2021年度の予算では5兆3,422億円となっています。この金額が多いのか少ないのかは判断できませんが、過去7年間増加し続けていることは事実です。増加している主な要因は隣国の中国や北朝鮮の軍拡への対応です。また、昨今はハッカー等によるサイバー攻撃が深刻化しているため、サイバー戦争に対応するための予算も含まれています。

5兆円の予算は高すぎると思われる方も多いと思います。しかし、世界的に見ると日本の国防費は決して高くありません。隣国・中国と比較すると、中国の国防費は日本の約7倍となっています。米国に至ってはその中国の約2倍です。当然、国土の広さ等地理的条件が異なるため一概に比較はできませんが、今後日本が「自ら国土を守る」ことを実現するのであれば相応の国防費が必要であることは間違いありません。

主要国の国防費(2019年度)

  • 米国 6,540億ドル(約71兆円)
  • 中国 3,363億ドル(約37兆円)
  • ロシア 1,177億ドル(約13兆円)
  • フランス 588億ドル(約6兆4,000億円)
  • ドイツ 583億ドル(約6兆4,000億円)
  • 英国 549億ドル(約6兆円)
  • 韓国 549億ドル(約6兆円)
  • 日本 484億ドル(約5兆3,000億円)
  • 豪州 262億ドル(約2兆8,000億円)

(防衛白書より日経新聞が作成)

伊藤泰行

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。いつまでもお酒が楽しめるように、毎年1回のフルマラソン完走を目標として健康な体づくりに励んでいます。

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