マネックス証券が単元未満株「ワン株」の買付手数料を無料に

金融・経済

株式投資する際、通常は取引できる単位(単元株数)が決められています。多くの銘柄の単元株数は100株です。購入したい銘柄の株価が1,000円とした場合、この銘柄の株式を購入するには最低10万円が必要です。中には1株10,000円を超える銘柄もあり、その場合は100万円以上の現金が必要となります。特に有名銘柄ほど株式を購入するには相応の資金が必要です。

手元資金は少ないけど株式投資したいというニーズに応えたのが単元未満株です。この場合1株単位で株式が購入できます。前述した株価1,000円の銘柄であれば、手元資金として1,000円あれば投資できます。その他単元未満株を購入するメリットは次の通りです。

単元未満株を利用するメリット
  • 100万円を超える銘柄でも1株から購入することができる
  • 株主優待付きの株式を少額で複数購入することができる
  • 少額で複数購入できるので分散投資でリスクを低減できる
  • 株式投資初心者が投資の勉強として活用できる

私も口座を保有しているマネックス証券では単元未満株を「ワン株」というサービス名で運営しています。このワン株が2021年7月から買付手数料が無料になりました。売却手数料は約定代金の0.5%(税込:0.55%)で、こちらも業界最安水準です。良いことばかり書きましたが、当然取引制限があったり、通常の株式取引とルールが異なるため利用する場合は必ずその違いを確認しましょう。ちなみにマネックス証券のワン株では午前11時30分までの注文が原則として後場始値の取引価格で約定する、としています。


伊藤泰行

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。いつまでもお酒が楽しめるように、毎年1回のフルマラソン完走を目標として健康な体づくりに励んでいます。

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