無意識の偏見に気づく、OTDワークショップ

ビジネス

最近、OTDという言葉を聞く機会が増えました。そして、OTDを意識するためのワークショップも開催されています。今回はこのOTDについてご紹介します。

 OTDワークショップとは

OTDワークショップは「Organization Transformation for Diversity (組織変革のためのダイバーシティ)」の略称で、組織における多様性とインクルージョン(企業内すべての従業員が尊重され、個々が能力を発揮して活躍できている状態)を推進するためのワークショップです。このワークショップは東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センターと一般社団法人OTD普及協会が共同で開発し、2012年から実施されています。

このワークショップの特徴は次の3つです。

  • ゲームを通して無意識の偏見に気づく
  • 多様な価値観を理解し、尊重する
  • インクルージョンを実現するための行動を促進する

誰もが参加しやすいゲーム形式のワークショップを経験することで、次のような効果が期待できます。

  • ダイバーシティ&インクルージョンに関する理解を深める
  • 無意識の偏見に気づく
  • 多様な価値観を尊重する
  • インクルージョンを実現するための行動を促進する
 どんな組織が対象?

このワークショップは次のような組織に適しています。

  • ダイバーシティ&インクルージョンを推進したい企業
  • 多様な人材が活躍できる職場づくりを目指したい組織
  • 無意識の偏見に気づき、自分自身の行動を変えたい個人

OTDワークショップは一般社団法人OTD普及協会が認定するファシリテーターによって開催されます。興味のある方はウェブサイトにアクセスしてみてください。

一般社団法人OTD普及協会

伊藤泰行

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。いつまでもお酒が楽しめるように、毎年1回のフルマラソン完走を目標として健康な体づくりに励んでいます。

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