ジワジワと人気上昇中!茶色のトイレットペーパー

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トイレットペーパーと言えば真っ白なものが標準です。しかし、最近では茶色のトイレットペーパーが増えています。白色も茶色も再生紙を使用している点は同じなのですが、原料が異なります。

白色は印刷用紙が原料なのですが、茶色はダンボールや無漂白の飲料容器を使っています。そのため、ミルクティーのような薄茶色な色合いになります。なぜ、このように色が変化しているのでしょうか。それはデジタル化が影響しています。デジタル化が進歩したことで印刷用紙の使用量が減りました。逆にAmazonや楽天などネットショッピングの広がりでダンボールの需要は増えました。だから、ダンボールを再利用したトイレットペーパーが増えています。古紙原料が変化しているからこそ出てきた商品、面白いですよね。

茶色のトイレットペーパーは今後の需要が増えると見込まれていますが、現在はまだ生産量が少なく、白色のトイレットペーパーよりも割高です。それでも環境意識の高いユーザや、オーガニック商品を好んで選ぶユーザから好評だということです。スーパーでこの商品を見かける機会はまだ少ないと思いますが、ネットでは販売されていますので、興味のある方はぜひ一度使ってみてください。

伊藤泰行

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。いつまでもお酒が楽しめるように、毎年1回のフルマラソン完走を目標として健康な体づくりに励んでいます。

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