【BASE】遂にBASEカードでリアルカードの発行を開始

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無料でネットショップを開設できるBASEでは、2021年9月から全国のVisa加盟店でオンライン決済が可能なバーチャルカードを発行していました。このサービスはあくまでもオンラインの買い物で利用できるカードで、リアル店舗での購入には使えませんでした。しかし、遂にリアルカードの発行が開始され、リアル店舗での買い物も可能になりました。

 リアルカードを使うメリット

BASEを利用してネットショップを運営していると、BASE上に売上が貯まっていきます。従来はこの売上を自分の銀行口座等に送金して現金化していました。しかし、今回のリアルカードを利用するとBASE上に売上がある状態で買い物をすることができます。つまり、BASEを銀行口座と同じ感覚で使うことができます。例えばBASEに100万円の残高がある場合、その100万円を上限として、リアルカードで旅行会社や百貨店で買い物をすることができます。

リアルカードを使用するメリットは2つあります。

  1. 振込申請無しですぐに利用可能
  2. 振込手数料が必要ない

今まではBASEで稼いだお金を実際に自分で使えるようにするには手間と手数料が必要でした。しかし、リアルカードを上手に利用することで、これらが必要なくなります。今はキャッシュレスが進み、現金を使わずに生活することも可能になりました。だから、BASEである程度稼いでいる人なら、このリアルカードだけで生活できるかもしれません。

 BASEリアルカードの留意点
  • カードの発行手数料が980円かかりますが、2022年7月31日までは手数料がかかりません
  • BASEを使いネットショップを運営している人だけに発行されます
  • BASEに売上残高がない場合は利用できません(これが通常のクレジットカードとの違い)
  • 分割払いはできず、一括払いのみに対応

通常のクレジットカードは基本後払いで、銀行口座に残高が無くても利用できます。しかし、BASEリアルカードの場合はBASEに売上残高が無いと利用できません。これがクレジットカードとの大きな違いです。どちらかというと銀行口座に紐づけて発行されるデビットカードに近いサービスです。

詳細はBASEの公式サイトをご覧ください。

伊藤泰行

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。いつまでもお酒が楽しめるように、毎年1回のフルマラソン完走を目標として健康な体づくりに励んでいます。

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