4段階からなるドローンの飛行レベル

テクノロジー

日本国内のドローン市場が拡大し続けています。2021年の市場規模は約2,000億円ですが、2023年には約4,000億円、2025年には6,000億円を上回ると予測されています。このような市場において、楽天やANAなど大手各社はドローンを利用したビジネスを進めてます。特に飛行レベル4(最も基準の高いレベル)は2022年度中にも解禁される予定で、このレベルでのビジネスに参入する企業が増加する見込です。

ちなみにドローン飛行はレベル1からレベル4まで4段階の基準が設けられています。今回はその4段階の内容を簡単にご紹介します。今後ドローンのビジネスを調べる際は、このレベルを意識してみましょう。

4段階からなるドローンの飛行レベル
レベル1 操縦者の目視内(目の届く範囲)で操縦する飛行。空撮やインフラ設備の点検等で活用されている。
レベル2 管理者の目視内で設定したルートを自動飛行。土木現場の測量や農薬散布に活用されている。
レベル3 管理者の目視外(目の届かない範囲)で無人地帯を自動飛行。離島間での荷物配送等で活用されている。
レベル4 管理者の目視外で有人地帯を自動飛行。2022年中に解禁される見込。本格的なドローン物流が展開される予定。

ドローン飛行においては、

  • 管理者(操縦者)の目視内なのか目視外なのか
  • 飛行する場所が無人地帯なのか有人地帯なのか

によってレベルが異なります。

今後自社でドローンビジネスを展開する場合、それがどのレベルに属するのか確認しましょう。

伊藤泰行

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。いつまでもお酒が楽しめるように、毎年1回のフルマラソン完走を目標として健康な体づくりに励んでいます。

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