平均年収が高い企業ランキング。トップはキーエンスで1,500万円超え

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日本経済新聞社が日経500種平均株価銘柄で従業員が100人以上の355社を対象に、2021年3月期の有価証券報告書に記載された従業員の平均年収を調べた結果が公表されました。最も年収が高いのはキーエンスで1,751万円です。日本企業の平均年収が420万円ですので、約4倍の年収を得ていることになります。しかも、これでも前年比4.8%減ということ。業績の良い時はさらに高い年収が得られる環境があるようです。

働き方改革等により企業で働く従業員の労働環境は平準化されつつあるのですが、それでも年収においてはこれだけ差がついています。同じ時間働いても年収に差が出るのは生産性の違いでしょう。生産性の高いビジネスモデルを構築している企業ほど従業員一人あたりの売上高は高くなり、それは従業員の給与にも還元されます。つまり、どれだけ企業で頑張って働いても、企業のビジネスモデル自体の生産性が低ければ給与は伸びないということ。

自分の年収を増やしたいのであれば、今の会社で死ぬほど働いて出世するよりも、キーエンスや下記ランキング上位の企業に転職するのが手っ取り早いと思います。もちろん転職は容易ではありませんし、仮に入社できたとしても自分より優秀な人材との競争が待ち受けています。当然、会社から要求される結果もハイレベルでしょう。しかし結果さえ出せば相応のステータスと年収が手に入ります。あなたはどんな働き方をしたいですか?

平均年収が高い企業ランキング(2021年3月期)
1位 キーエンス 1,751万円
2位 三菱商事 1,678万円
3位 伊藤忠商事 1,627万円
4位 三井物産 1,482万円
5位 野村ホールディングス 1,414万円
6位 ソフトバンクグループ 1,404万円
7位 日本テレビホールディングス 1,384万円
8位 住友商事 1,356万円
9位 東京海上ホールディングス 1,292万円
10位 三井不動産 1,273万円

伊藤泰行

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。いつまでもお酒が楽しめるように、毎年1回のフルマラソン完走を目標として健康な体づくりに励んでいます。

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