今、ふるさと納税の「墓参り代行」が人気に

政治・社会

僕の実家は静岡にあるため、墓参りをするためには静岡に帰る必要があります。しかし、墓参り以外に特に用事は無いため、そのためだけにお金と時間を使うのも気が引けます。故人への思いは常に持っていますので、墓参りだけを特別な日だとは思っていません。また、墓参りは多くの人にとって清掃等が主な目的になっているのではないでしょうか。それならば、墓参りを誰か他の人に依頼してもよいのではないか。そのように考える人が増えたことにより「墓参り代行」というサービスが増えています。

そして、そのサービスを「ふるさと納税」の返礼品として設定する自治体が増えています。ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」の調査によると実に357(2021年7月15日時点)の自治体が提供しています。なぜこのようなサービスを提供するのか。もちろん、世間のニーズもあるのでしょうが、高齢化が進む地方の自治体では高齢者の雇用が課題になっているため、墓参りを高齢者の雇用の機会に設定しているケースが多いようです。

寄付額は1万円台から10万円台までさまざま。もし、墓参り代行を検討している場合は、ふるさと納税の返礼品を利用してみてはいかがでしょうか。

墓参り代行の返礼品(例)

自治体名をクリックすると詳細ページが表示されます。

北海道池田町 5,000円
京都府亀岡市 50,000円
長崎県五島市 100,000円
大阪府高石市 32,000円
佐賀県唐津市 50,000円
北海道札幌市 34,000円

他の自治体の返礼品を探す

現在、「楽天ふるさと納税」では265件の墓参り代行サービスが提供されています。楽天ふるさと納税を利用すれば楽天ポイントも貯まりますよ。

伊藤泰行

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。いつまでもお酒が楽しめるように、毎年1回のフルマラソン完走を目標として健康な体づくりに励んでいます。

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