電動航空機の開発に関わる企業

テクノロジー

日本国内ではいまだにガソリン車やハイブリッド車が主力ですが、海外では既に電気自動車が普及しはじめています。世界的な環境問題への取り組みは無視できませんので、おそらくこの数年で日本でも電気自動車が普及するでしょう。そして、この電動化の流れは自動車だけでなく航空機にも影響を与えています。

電動航空機はジェットエンジンやガソリンエンジンを電動モーターに置き換えた航空機です。海外では既に試験飛行が始まっていて、特に英国のロールス・ロイス社の小型機開発が先行しています。関係する各社の取り組みによると、今後5年以内に電動航空機が実用化されていくでしょう。

今回はそんな電動航空機の開発に関わっている世界の企業をご紹介します。電気自動車のテスラのように、電動航空機においても既存メーカー(ボーイング、エアバス等)以外の企業が躍進しています。

電動航空機の開発に関わる企業
 空飛ぶクルマ
ジョビー・アビエーション(米国)【JOBY】 トヨタ自動車が出資
リリウム(ドイツ) 7人乗りで2024年に実用化を目指している
バーティカル・エアロスペース(英国) 2024年の認証取得を目指している
 小型機
ロールス・ロイス(英国) 世界最速の時速480kmを実現
マグニクス(米国) 11人乗りで2023年に実用化
ゼロアビア(米国・英国) 2020年に水素を動力とした試験飛行に成功
エビエーション(イスラエル) 9人乗りで約800kmの飛行
 中大型機
エアバス(オランダ) 水素を動力にする計画

伊藤泰行

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(2018年度合格/No.2153)、SAKE検定認定講師。(社)日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後は(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを経験しました。いつまでもお酒が楽しめるように、毎年1回のフルマラソン完走を目標として健康な体づくりに励んでいます。

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