【BOOK REVIEW】データレバレッジ経営(ベイカレント・コンサルティング)

2019年に発行された書籍なので若干古臭さは感じるものの、これからDXを進めていく上で参考になる一冊でした。コンサルティング会社が著す書籍の良い点は事例が多いこと。他社の事例を複数見ながら自社の状況と照らし合わせられる点は素晴らしいと思います。でも、この本は中盤までは面白かったものの、中盤から終盤にかけては細かい業務レベルの話ばかりで眠くなる一方でした。そして、相変わらずカタカナが多すぎです。カタカナ用語をある程度理解していないと苦痛でしか無い一冊でしょう。

ハイライト

カネのレバレッジと同様にデータのレバレッジ、すなわちデータの活用効率の向上がこれまで以上に求められていく。これは当然の流れである。

データを分析・活用することで、何を実現したいのか。顧客にどのような価値を、いつ、どのタイミングで提供していくのか。そうした目的を明確に設定して取り組まなければ、データが真の価値を発揮することはない。

経営上の目的を実現するために、自社のデータに外部のデータを加え分析アルゴリズムでテコを効かせる。それが自社のデータを価値に変え、その価値を最大化するのだ。この考え方を「データレバレッジ」と名付ける。

データレバレッジはデータをいかに活用するかを明確にすることが肝だ。そこから逆算し、何を収集し、いかにして分析するかを考える。コモディティー化が進む以上、すべてを自前で持つ必要などない。出発点は活用にある。

データ=状況×記録主体×管理主体×単位分解能×時間分解能

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