2021年2月20日に国産水産物販売促進協議は「全国養殖クロマグロ品評会」を開催しました。日本のマグロ養殖技術は世界でもトップクラスですが、その中でも特に優れた養殖業者を決めるイベントです。品評会には7社から養殖クロマグロが出品され、マグロの専門家や外食関係、一般消費者のほか豊洲の大手荷受会社・仲卸業者など審査員20名により厳正なる審査が行われました。その結果は次の通りです。
[list class=”ol-circle li-mainbdr main-bc-before”]
- 道水中谷水産株式会社(高知県)
- 長崎県五島漁業協同組合(長崎県)
- 有限会社橋口水産(長崎県)
[/list]
その他、会長賞として財部水産株式会社(長崎県)、有限会社熊野養魚(三重県)、極洋フィードワンマリン株式会社(愛媛県)、株式会社アクアファーム(大分県)が入賞しました。マグロと聞くと東北のような北のイメージが強いのですが、養殖に関しては南の方が質が高いのですね。
高知県の大月町ってどんな場所?
今回最優秀賞を受賞した道水中谷水産株式会社は高知県幡多郡大月町にあります。最優秀賞を受賞できる養殖の環境がどんな所なのかネットで調べたのですが、驚きました。次の写真を見てください。
事前に高知県と聞かなければ、多くの人が沖縄だと勘違いするほどの綺麗な海。このような環境があるからこそ素晴らしいクロマグロの養殖が実現するのですね。ちなみに大月町では移住者を積極的に受け入れているようです。こちらから移住者向けの特集ページが閲覧できますので、この写真で心をつかまれた方はぜひ御覧ください。僕は移住はできませんが、一度旅行で訪れてみたくなりました。これだけ海の透明度が高いためダイバーから人気があるようです。
高知県大月町ってどこにあるの?
高知県大月町の四国の西南端にあります。九州にも近い場所です。この地図を見れば分かるように、大月町までの移動は車しかありません。高知龍馬空港から車で約3時間(160km)かかります。もしくはJR「宿毛駅」まで電車で行き、そこから車移動になります。沖縄のようなメジャーな観光地ではないので、きっと静かに過ごしたい方には向いているのではないでしょうか。
高知県大月町の宿泊施設って?
素晴らしい場所だと思うのですが、宿泊施設が整っていないと気軽に訪れることはできません。その点、大月町はダイバーや釣り人が訪れることが多く、ペンションや民宿が充実しているようです。僕は綺麗な海が眺められる宿に泊まりたいな。
[list class=”li-chevron li-mainbdr main-c-before”]
[/list]
この記事を書いていたら大月町に行きたくなってきました。早速、今年の夏に訪れてみようかな。