最近、新聞の金融ページで「SPAC」という言葉を目にする機会が増えました。
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この「SPAC」とは一体何なのでしょうか。日本経済新聞では次のように説明されています。
自らは何も事業を営んでおらず、未公開会社や他社の事業を買収することのみを目的として株式を公開する企業。Special Purpose Acquisition Companyの頭文字をとっている。上場時にはどの会社を買うのか不明なので、白紙の小切手をさすブランク・チェック・カンパニーとも呼ばれる。
一般的な企業は事業ありきで起業するのですが、SPACは事業が決まっていない状態、いわゆる「空箱」の状態で起業し、上場後2年以内に未公開企業を買収します。すると、その未公開企業はいきなり上場企業になるという仕組みです。簡単に言えば「裏口上場」です。なにか怪しい会社のように感じますが、米国ではSPAC企業の株式は普通に買えます、むしろ注目されているセクターのひとつと言えます。
[sanko href=”https://www.nikkei.com/article/DGKKZO69302830Q1A220C2MM8000/” title=”SPAC 買収目的の企業” site=”日本経済新聞”]