ECサイトが無くても商売はできる!SNSだけでネット販売する国産牛肉販売「お肉ジャパン」。

一般的にネット販売を行うためにはオンラインショップ(ECサイト)の開設が必要だと考える人が多いでしょう。実際、多くの事業者がオンラインショップを立ち上げて商売しています。Web制作会社もネット販売したい事業者にはまずオンラインショップの立ち上げを提案します。でも、本当にオンラインショップは必要なのでしょうか。オンラインショップの利用するメリットは2つあります。それは顧客管理ができる点。もうひとつは決済機能が付いている点です。言い方を変えれば、顧客管理と決済ができないオンラインショップであるならば誰も利用しないでしょう。つまり、顧客管理と決済を事業者が自前で行うのであればオンラインショップを立ち上げる必要はないのです。

客とのやり取りはFacebookで

2021年1月27日付けの日本経済新聞に掲載されていた新潟市で国産牛肉販売を手がける「お肉ジャパン」はまさにこのような事業者のひとつです。公式Webサイトも公開しているのですが、商品紹介と客とのやりとりは全てFacebookを通して行われます。Facebookは誰でも使いやすいSNSですので、オンラインショップを更新するような手間もかかりません。また、パソコンだけでなくスマホでも対応できるメリットもあります。

新しい商品が入荷すると、その商品の写真をFacebookにアップし「希望の方はコメントください」と記載します。するとわずか2分ほどで注文が入るのだとか。「お肉ジャパン」のFacebookのフォロワーは約2万人ということなので、ほとんどの商品が完売します。昨今は新型コロナウイルスの影響で自宅で肉を食べる人が増え、2020年の売上は前年比10倍になったのだとか。

僕が「お肉ジャパン」を知ったのはTV番組「セブンルール」です。この番組で興味を持ち、Facebookをフォローしました。まだお肉は買っていませんが、コロナ明けのBBQのために塊肉を買ってみようと思います。

カタチから入るEC構築ではなく、まず本質を

この「お肉ジャパン」の取り組みはこれからEC事業を展開する事業者にとってとても参考になると思います。初めてEC事業を展開する場合、何から取り組めばよいのか分からず、とりあえず分かりやすいオンラインショップ構築という作業に入ります。でも、その前に本来やるべきことがあるはずです。

最も大切なことは「顧客との最適なコミュニケーション方法」を考えることです。オンラインショップを通してコミュニケーションすべきなのか、それともSNSを主体としてコミュニケーションしていくのか。自分たちが取り扱う商品によってはオンラインショップではなくSNSの方が適している場合もあるでしょう。

安易にオンラインショップを立ち上げるのではなく、自分たちのビジネスを見つめ直すことが必要です。リアルでもネットでもビジネスの原則は同じです。物・サービスを受取り、その対価を支払う。ただそれだけです。これでビジネスは成立するのです。使いもしない機能を備えたオンラインショップに費用と時間を費やすのではなく、その分を顧客に還元するほうがファンは増えるのではないでしょうか。

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