例えば長期入院が必要な高校生が病院のベッドから授業に参加したり、病気のため通勤が困難な会社員が自宅に居ながら仕事を進めたり。このような人々と社会を結びつけるために利用が拡大しているのがアバターロボットです。アバターとは「分身」という意味で、自分の分身となるロボットを学校や職場の自分の机に置くことで、普段どおりの生活を送ることができます。
Zoomを利用したビデオ会議でも十分じゃないか、と思う人もいるかもしれません。しかし、アバターロボットの多くは遠隔で頭部を動かしたり、カメラを拡大したりできる等利用者が自由に視点を変える点でビデオ会議とは異なります。また米国の企業が開発したロボットは遠隔で操作し移動することもできます。またロボットの周囲にいる人も、ビデオ会議よりも気軽に話しかけることができ、コミュニケーションも活発になると考えられています。
今後5Gの環境が整う中で、ますますこのようなロボットが社会に進出することになるでしょう。今回はこのようなアバターロボットに関連する企業をご紹介します。
アバターロボット関連企業
ダブルロボティクス社(米国)
https://www.doublerobotics.com/
自律走行するビデオ会議ロボット。
Mira Robotics社(日本)
ビル内の巡回パトロール、監視
オリィ研究所(日本)
受付業務の代替
Telexistence社(日本)
品出し陳列作業