米国決済サービス「Square」がネットショップ構築サービスを開始

店舗向け決済サービスを提供する米国「Square」は、2020年10月15日から無料でネットショップが構築できるサービスを日本で開始しました。Squareはリクルートのエアレジと同様に、実店舗での決済に強みを持つサービスなのですが、オンラインにおける決済を強化するためネットショップ構築と自社決済を組み合わせたサービスを展開していきます。

Squareは私も2年前から個人で利用しています。趣味で制作提供している資格試験教材の販売の決済手段としてSquareを導入しています。Squareが便利なのはSquare請求書というサービスで、オンラインで請求書を作成し、そのURLをメールやLINEなどで購入者に送り、カード決済をしてもらうものです。

残念ながらSquareという決済サービスの知名度は日本では低く、カード情報の入力をためらう方が多いのも現実です。この知名度の低さを改善することも今回のネットショップ構築サービスの目的ではないでしょうか。米国では上場もしていて優良企業として評価されているのですが。

さて、本題に入りましょう。Squareのネットショップ構築サービスがどのようなものか実際の画面を使いご紹介しましょう。

どんな決済手段が使えるの?

決済サービスを選ぶ時に最も重視するのか決済手段です。無料でネットショップが構築出来るのは魅力なのですが、消費者にとって使い勝手のよい決済手段が用意されていなければ利用しにくいネットショップになってしまいます。Squareでは以下のような決済手段が用意されています。

①Square(カード決済) VISA、MASTER、AMEX

②Paypal ※有料会員のみ

現在用意されている決済手段はこの2つだけです。注意が必要なのは、カード決済であってもJCBは対象外になることです。日本においてはJCB保有者が多いため、JCBが使えないというのは導入を躊躇する要因になるかもしれません。また、Paypal決済も有料会員になれば利用できますが、米国と比べて日本ではまだPaypal利用者は少ないため、導入メリットは小さいでしょう。米国の企業だけあり、決済手段も米国仕様ですね。今後、この当たりを改善しないと日本国内での普及は難しいでしょう。

決済手数料は?

運営者が負担しなければいけない決済手数料も導入の決め手になります。Squareの決済手数料は次の通りです。

取引ごとに3.6%

これだけです。良心的な手数料なので、個人事業主であっても導入しやすいのではないでしょうか。ただし、これは前述した3つのカード会社だけです。私が利用しているSquare請求書ではJCBの場合だけ3.9%の手数料が取られます。今後JCBが利用可能になった場合は手数料が変わる可能性が高いでしょう。

比較として、BASEの決済手数料もご紹介しましょう。

①決済手数料:注文の総額(送料含む)に対して、3.6%+40円

②サービス利用料:注文の総額(送料含む)に対して、3%

BASEの場合は決済手数料に加えてサービス利用料も徴収されます。しかも送料も注文総額に含みますので、インテリアなど大型商品においては手数料は増えます。また、決済手数料に+40円が加わるため単価の低い商品だと利益が無くなる可能性もあるでしょう。つまり、出品する商品を選ぶサービスだと言えるでしょう。これを見るとSquareが良心的であることが分かると思います。私がSquareを導入している理由もここにあります。

どんなサービスが使えるの?

これは実際のネットショップ構築画面(ダッシュボード)です。まだ何も使っていないので数値はゼロのままです。見てほしいのは左側の機能メニューです。SquareネットショップではInstagramと連携して直接商品を購入できる機能や、Facebookのメッセンジャーと連携してメッセージをやり取りできる機能が無料で使えます。他のネットショップ構築サービスの場合は、アプリやプラグインのインストールが必要なのですが、Squareは標準装備しています。

こちらは画面の編集機能です。画面に追加したい機能をクリックするためで実装できます。例えばInstagramのフィードを入れたり、お問い合わせフォームを追加したり。また、メールマガジン配信のためにメール収集機能も追加できます。

これら以外にも様々な機能が使えます。まずはSquareのアカウントを作成して、自分の目で確かめてください。

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