日本発のゼブラ企業

一般的にスタートアップと聞くと、既存産業を破壊してでも急成長を狙う、いわゆる「ユニコーン」をイメージする場合が多いでしょう。ユニコーン企業の目標は急成長と市場の独占であり、既存産業をディスラプト(創造的破壊)することで自社の価値を高めます。一方でこのような企業の在り方に反発し、同じスタートアップでも異なる企業価値を提供する企業があります。それが「ゼブラ」と呼ばれる企業です。

日経新聞ではゼブラ企業を次のように説明しています。

持続可能な成長を掲げ、利益と社会貢献の両立をめざすスタートアップ。一見相反する2つの目標を追う姿を白黒模様のシマウマにたとえている。女性起業家らが2017年に発足した米組織のゼブラズ・ユナイトが提供し始めた。賛同者は東京を含め世界に広がる。

このような社会貢献を目標とする企業は2000年代にも生まれました。いわゆる「ソーシャルベンチャー」と呼ばれる企業ですが、社会貢献を目指すばかりで利益が生まれず事業が拡大できないことが課題でした。しかし、昨今のゼブラ企業は社会貢献と利益追求を両方実現できている場合が多く、投資家からも高く評価されています。今回は日本国内から生まれたゼブラ企業をご紹介します。

日本国内のゼブラ企業
株式会社マザーハウス

https://www.mother-house.jp/

  • 社会課題:途上国の貧困
  • 取り組み:発展途上国で作ったバッグを販売
  • 所在地:東京都台東区
  • 設立:2006年3月
  • 代表:山口絵理子(慶應義塾大学総合政策学部卒業)
株式会社和える

https://a-eru.co.jp/

  • 社会課題:伝統工芸の後継者不足
  • 取り組み:伝統工芸品の企画・販売
  • 所在地:東京都品川区
  • 設立:2011年3月
  • 代表:矢島里佳(慶應義塾大学法学部政治学科卒業)
株式会社PoliPoli

https://www.polipoli.work/

  • 社会課題:若者の政治離れ
  • 取り組み:政治家と対話できるアプリ
  • 設立:2018年2月
  • 代表:伊藤 和真(慶應義塾大学4回生)
株式会社バイオーム

https://biome.co.jp/

  • 社会貢献:多様な生物の保護
  • 取り組み:動植物の写真を投稿する図鑑アプリ
  • 所在地:京都市下京区
  • 設立:2017年5月
  • 代表:藤木 庄五郎(京都大学大学院農学博士)
株式会社ボーダーレス・ジャパン

https://www.borderless-japan.com/

  • 社会課題:ソーシャルビジネスの推進
  • 取り組み:社会起業家をめざす若者を支援
  • 所在地:東京都新宿区
  • 設立:2007年3月
  • 代表:田口 一成(早稲田大学商学部卒業)

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