「3つのかかる」を省いたクリニックのホームページ作り

それでは実際にクリニックのホームページを作ることを想定したお話をしましょう。大前提としてホームページを作るには2つの手段があります。1つは他人に任せる方法。もうひとつは自分で作る方法です。昨今では無料でホームページを制作できるクラウドサービスが充実しているため、自分で作ってしまうのも悪くない選択だと思います。ただし、本来の目的である安心感・安全性を謳ったデザインが実現できるかは微妙なことです。そこでここでは「他人に任せる」ことを前提に話を進めます。

制作会社に依頼した時の「3つのかかる」

ホームページ制作における他人とは、制作会社や個人WEBデザイナーのことです。彼らはホームページ制作のプロとして報酬を得ているわけですので、自分で作るよりは優れたアウトプットをしてくれます。しかし、他人を使うことで次の3つの「かかる」も付いてきます。

①カネがかかる 当たり前のことですが外注するとお金がかかります。一般的なクリニックのホームページを制作会社に依頼してゼロから立ち上げる場合、おおよそ50〜100万円程度の出費は覚悟しておきましょう。高いと感じるかもしれませんが、彼らもそれで食っているわけですので、相応の利益が上乗せされています。
②時間がかかる 外注すると、まずは打ち合わせから始まります。ドクター自身の頭の中に完成像があったとしても制作会社がそれを理解しないと前に進みません。まずこの摺り合わせに時間がかかります。さらに制作スケジュールの多くは制作会社の都合で決められるので、時間のコントロールが難しい面もあります。
③手間がかかる ドクターの本業は医療であり、本来はその医療のために時間を費やしたいはずです。しかし、ホームページを外注すると、本来医療に費やす時間をそちらに割く必要があります。楽をしたくてお金を出して外注したはずなのに意外と手間がかかり本末転倒。それが外注を利用するデメリットでもあります。

理想的なホームページ制作は、この「3つのかかる」を出来る限り削減したものです。

「3つのかかる」を省いたホームページ制作方法

それでは理想的なホームページ制作方法をお伝えしましょう。

①カネをかねない ホームページ制作を外注した場合、その費用は制作にかかった時間(工数)に比例して増加します。つまり、その工数を削減すれば費用も減らすことができます。言い方を変えれば、外注先のスタッフの仕事を減らす方法を選択すればよいのです。
②時間をかけない 一般企業の宣伝と同じように、クリニックの集患もスピードが大切です。スピードを重視したホームページ作りを実現するには、完璧なものを求めないことです。自分の理想を100%注ぎ込むことよりも、70%程度の理想を実現し、出来るだけ早く地域の患者に見てもらうことを選びましょう。
③自分のペースで作る 他人を使って物事を実現させる時、不必要な時間やストレスがかかります。それを回避するには、自分で手を動かし、自分のペースで作ることが大切です。作ると言っても原稿を書いたり、写真を貼ったりする程度です。医療と比較すれば楽な作業ですので、息抜きのつもりで自分で作ることをお薦めします。
結局、どうすればよいのか

はい、では「3つのかかる」を回避した理想のホームページ制作はこれです。

優良なクリニック専用デザインテンプレートを使用したホームページ制作

住宅建築に例えるなら、制作会社に依頼する方法は注文住宅と同じです。自由に設計出来る分、お金も時間も手間もかかります。一方、デザインテンプレートを使用する方法は建売住宅や分譲マンションと同じです。自由度は低いものの余計な打ち合わせが必要ないため、早い段階で住むことが可能です。

他のクリニックとの差別化を図りたいという理由でホームページにこだわるドクターもいますが、差別化しなければいけないのはホームページではなく本来の医療サービスでしょう。また、ホームページ制作に多大なコストを費やしても、そこから同等のリターンを得ることは難しいでしょう。であるならば、そのお金を医療サービスを向上させる予約管理システムや電子カルテに投資する方が良いのではないでしょうか。

次回は実際に販売されているクリニック専用デザインテンプレートをご紹介します。

関連記事

  1. 無料で使えるWEBサイト制作ツール「STUDIO」

  2. クリニック専用デザインテンプレートの導入方法

  3. 年間10万円以下で手に入れるエステサロンのためのホームページ

  4. クリニック専用の優良&有料デザインテンプレートでホームページを作る

  5. 美容医療クリニック向けデザインテンプレート「NOEL」

  6. クリニック開業後のプロモーション(宣伝)活動施策