ポストコロナにおける就職・転職先の企業選びの基準

緊急事態宣言は5月31日まで延長されていますが、当初の期限だった5月6日を迎え、営業を再開し始めた飲食店や小売店がちらほら現れました。これ以上の感染拡大は誰もが望んでいませんが、だからといって自分の生活の質を落としたいと考える人もいません。世のためという大義を取るのか、もしくは自分の生活を守るのか。非常に難しい線引ではありますが、政府が一生面倒を見てくれるわけではありませんので(今の閣僚が今後も政治家だとは限りませんし)、最終的には個人の判断に任せるしかないのではないでしょうか。早くコロナ前の生活に戻れる日を望みます。

さて、今回のコロナウイルス感染拡大により、企業のあり方も大きく見直されています。ポストコロナにおいては、どのような企業が成長するのでしょうか。今後、就職や転職をしようと考える求職者や、取引先を開拓しようとする経営者は次のようなことを考える必要があるでしょう。

ポストコロナの3つの企業選択基準
① 強固な財務体質

今までは金融緩和の時代で低金利でマネーを取り込むことができましたが、今回のコロナ対策において大型の財政支出を余儀なくされた各国では金融緩和は限界に達したでしょう。このような状況においては、ますます財務体質の健全さが問われます。また、今回のようなリスクに備えるために内部資金を確保する企業も増えていくでしょう。

② 分散

従業員の働き方が大きく変わったのも今回の特徴です。在宅勤務によるテレワークが増加したことで、従業員を物理的に一箇所に集めないことで様々なリスクを分散することができます。これは働き方だけでなく生産においても同様で、今後は中国だけでなく他の地域にも分散されていくのではないでしょうか。

③ ESG重視

今回のコロナウイルス感染拡大により、人々の安全に対する意識は高まりました。しかも、それは世界的に同時に起こりました。今後企業はこのような人々の意識に対応するように、今まで以上にESG(環境・社会・企業統治)を意識した経営が求められるでしょう。

以上、3つの企業選択基準を挙げましたが、簡単に言えば変化に対応できる企業であるかどうかです。外部環境の変化に弱い企業は今後淘汰されていくのではないでしょうか。私が危惧しているのは特に中小企業です。今回のコロナウイルス感染拡大により率先して働き方を変えたのは大企業です。本来であれば中小企業の方が柔軟に対応できると考えるのですが、実際は中小企業のほうが動きが鈍く、従業員の働き方も変わりませんでした。これは多くの場合、経営者がボトルネックになっているのだと思います。

どんなに魅力的な企業であっても、経営者自身の意識が低い企業は持続的な成長は望めないでしょう。今後、企業選びをする方は「経営者の意識」も判断材料のひとつとしてみてはいかがでしょうか。

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