楽天とShopify(ショッピファイ)が連携

先日、4月7日に楽天が新興ネット通販向けのECプラットフォームを手掛けるカナダのShopify(ショッピファイ)と連携し、新サービスを開始すると発表しました。従来、ECサイトを運営する際、自社ECを構築するか、楽天などモールに出店するか迷う運営者が多かったのですが、今回の連携により、ShopifyでECサイトを運営している場合、楽天市場にも出店できるサービスが提供されます。今後、ECサイトを構築する際、Shopifyを選択することで、その後、楽天市場への出店も容易になります。

shopifyの公式サイトには次のように書かれています。

2020年4月7日よりShopifyと楽天がShopify内における販売チャネル連携を開始いたしました。これにより、Shopifyを利用いただいている事業者様は、販売チャネルとしての「楽天市場」を使用することで、「楽天市場」における商品登録、在庫管理および受注管理の店舗運営業務をShopifyの管理画面上から簡単にできるようになります。

つまり、楽天の商品管理・受注管理もShopify上で出来てしまうということです。であるなら、なおさらShopifyをECプラットフォームに選び、操作に慣れておくほうがお得です。

連携における注意点

Shopifyと楽天を連携させる場合、次のような条件・制約が発生することを事前に知っておきましょう。

アカウント連動について

Shopifyアカウント1つにつき、連携できるRMSアカウントは1つ。商品登録以外のページ構築、R-Mail、R-Karteなどは別途RMS上で確認する必要がある。

商品登録について

アプリを通して新規商品を作成する必要がある。RMSにすでに登録されている商品を連動させることはできない。

受注管理について

Shopifyを通して作成した商品のみ、Shopifyアプリ上で注文情報を取得できる。

在庫連動について

Shopifyを通して作成した商品のみ、RMSと在庫連動がなされる。

費用について

アプリ自体の費用は発生しないが、「楽天市場」のオプションサービスであるRMS商品一括編集機能(月額10,000円税抜)が連携には必須。

詳細に関してはこちらをご覧ください。ちなみにRMSとは楽天市場の管理画面のことです。

shopifyってどんな企業なの?

Amazonや楽天の知名度が高すぎて、日本国内の事業者の間ではまだ知名度がそれほど高くないShopifyですが、欧米における知名度は高く、ニューヨーク証券取引所にも上場している企業です。新型コロナウイルスにより軒並み株価が下落している中でも同社の株価は順調に上昇していて、現在の時価総額は55,364,538千ドル、約5.7兆円という規模を誇ります。

創業者はMr. Tobias Lütke(トビアス・リュトケ)氏で、現在39歳。個人資産はなんと43億ドルでカナダの億万長者として有名です。元々、彼は友人と一緒にスノーボード用品(カナダらしい・・)をネットで販売しようとしたのですが、自分たちが欲しいプラットフォームが無かったため、自分で作ってしまったことが始まりです。それが今では5.7兆円。既存のものでは満足せず、自分で新しいものを創り上げる。成功者の源はここにありますね。

ということで非常に規模が大きく、世界的に展開している企業であるため、ぶっちゃけ言えば、日本国内のECプラットフォーム(EC-CUBEやカラーミーショップなど)よりも経営も安定していますし、今後大きく成長する可能性が高いでしょう。また、世界展開しているということは日本企業が海外販売する際にも使いやすく、そのような需要も増えていくでしょう。

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