AIを使った知的財産関連サービスが増加中

現在、世界中で特許の出願件数に関する競争が激しさを増しています。2018年の世界の特許出願数を見ると、第1位の米国が約56,000件、2位の中国が約53,000件、そして日本は3位で約50,000件となっています。この多くがIT関連の特許で、企業別では中国のファーウェイが約5,500件の特許を出願しています。今後、技術革新は今まで以上のスピードで進み、それに伴い特許を重要性が増すと考えられます。

そんな特許出願のスペシャリストが弁理士です。弁理士とは発明家や企業が開発した技術の特許や商標などの権利を国内外で取得するための手続きを担います。知的財産に関わる仕事をしていなければ滅多に会うことがありませんが、今後ますます弁理士という仕事の重要性は増すでしょう。

しかし、そんな弁理士にも逆風が吹いています。ある研究結果によると、弁理士の仕事の9割がAIにとって代わられる可能性があるというのです。弁理士の仕事の内で最も重要かつ負荷の高い業務は、過去の特許の文献調査です。膨大な文献の中から関係性の高いものを探し、その文献を元にこれから出願する特許が審査に通過するかどうか吟味しなければいけません。手間も時間もかかる作業なのですが、このような作業はAIが得意としています。今まで弁理士が数週間かけて行っていた作業を、たったの数秒で片付けてくれるのです。

弁理士、お先真っ暗じゃね。と言いたくなりますが、最近では弁理士自身がこのAIサービスを上手に使いこなし、AIには出来ない付加価値の高いサービスを提供するようになりました。今回はこのような知的財産に関連するAIサービスをご紹介します。

AIを使った知的財産関連サービス(日経調べ)
特許関連

https://aisamurai.co.jp/

  • 企業名:株式会社AI Samurai
  • 事業内容:人工知能技術の開発
  • 所在地:東京都千代田区
  • 設立日:2015年9月
  • 代表者:白坂 一(防衛大学校理工学部卒、横浜国立大学大学院環境情報学府修了)

https://www.amplified.ai/japanese

  • 企業名:amplified ai
  • 事業内容:特許出願AIサービスの開発
  • 所在地:サンフランシスコ、東京都品川区
  • 設立日:2017年
  • 代表者:Samuel Davis

https://patentfield.com/

  • 企業名:Patentfield株式会社
  • 事業内容:AI特許総合検索サービス
  • 所在地:京都市左京区
  • 設立日:2017年4月
  • 代表者:村上直也(立命館大学理工学部卒)
商標関連

https://toreru.jp/

  • 企業名:特許業務法人Toreru
  • 事業内容:商標登録サービスの運営
  • 所在地:東京都世田谷区
  • 設立日:2017年
  • 代表者:宮崎超史(神戸大学大学院海事科学研究科修了)

https://cotobox.com/

  • 企業名:cotobox株式会社
  • 事業内容:商標登録サービスの運営
  • 所在地:東京都港区
  • 設立日:2016年2月
  • 代表者:五味 和泰(早稲田大学理工学部卒、米国 南カリフォルニア大学法学修士)

https://www.ip-robo.co.jp/

  • 企業名:株式会社IP-RoBo
  • 事業内容:知的財産に関わるコンサルティング
  • 所在地:東京都港区
  • 設立日:2018年3月
  • 代表者:岩原将文(大阪大学基礎工学部卒、大阪大学大学院基礎工学研究科修了)

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