昨年取得した一般社団法人日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(サケ・ディプロマ)の資格を活かすため、今年から飲食店で日本酒教室のボランディア講師として活動しています。先日、20日で3回目を迎え、ようやく人に教えるコツのようなものが分かってきました。
日本酒を飲む人は若年層を中心に確実に増えています。それはとても喜ばしいことではあるのですが、日本酒の基本を知っている人はまだまだ少ないと感じています。日本酒は国酒であり、長年私たち日本人の文化に溶け込んでいる大切なもの。どうせ飲むのなら、少しでも日本酒のことを知ってもらい、より深い場所で楽しめる人を増やしたいと感じ、初心者向けの日本酒教室を始めました。
日本酒はお米からできている
今回のテーマは「酒米を知って、もっと日本酒を楽しもう!」でした。誰もが知っている通り、日本酒は酒米を原料として造られているお酒です。ということは、使用するお米によって味わいや香りも変わります。一体、どのようなお米が酒造りに適していて、市場に出回っている日本酒はどのような種類のお米が使われているのか。そして、これから酒米作りがどのように変わってくのか、をお話させてもらいました。
テイスティングに使用した日本酒は次の3本です。
義侠 はるか 純米酒 | 兵庫県東条産特A地区 山田錦100% |
---|---|
〆張鶴 純 純米吟醸 | 新潟県村上市岩船郡産 五百万石100% |
かたの桜 特別純米 無濾過生原酒 | 岡山県産 備前雄町100% |
主要な3品種を使用したお酒を選びましたが、想定外だったのは五百万石。淡麗辛口を味わってもらいたかったのですが、実際に口に含んでみると、非常にまろやかで厚みのある味わい。他の山田錦よりも山田錦らしい特徴が出ていました。やはりお米の特徴を感じてもらう酒選びは難しい。結局、一番人気は「雄町」を使用した無濾過生原酒でした。雄町だけでなく、無濾過生原酒という造りをしているのも人気の要因だと思います。
次は同じテーマで3月7日(木)に開催します。もう一度、日本酒を選び直さねば。
[clink url=”https://www.qoonest.co.jp/2019/02/04/sake/8309.html”]【出張日本酒教室、承ります】
- 講師費用は無料です
- 日本酒代と交通費のみご負担いただきます
- 日本酒のチョイスが難しい場合はこちらでもご用意できます
- 飲食店はもちろん、会社の会議室等でも対応します
- ご興味のある方は当社お問い合わせフォームよりご連絡ください。