自動車サブスクリプションのKINTOとNORELを比較しました

例えばAmazonプライムのように、モノやサービスを買い取るのではなく、それらの利用権を提供者から借り、利用した期間に応じて料金を支払う仕組み(ビジネスモデル)のことをサブスクリプション方式といいます。この方式を利用する利用者のメリットは一時的な大きな負担を負わずにサービスを利用できることです。一方、提供者のメリットは定期収入が確保できることが挙げられます。現在はこの方式を採用し動画配信のほか英会話や日本酒購入など様々なサービスがあります。

そして最近、トヨタ自動車が新車のサブスクリプションを開始しました。今の若者は自動車の購入に対して高い関心を示していません。自動車を購入するだけで、駐車場代やガソリン代、保険など本体以外の費用も発生します。その結果、本来自分が興味を持つことにお金と時間を割くことができなくなるためです。昔は自動車がひとつのステイタスシンボルでしたが、残念ながら現在はそうではなくなったようです。

そのような市場の変化に危機感を抱いたトヨタ自動車は主に若者をターゲットにした今回のサブスクリプションサービス「KINTO」を導入しました。また、これ以外にもIDOMという会社が運営する「NOREL」というサービスがあります。今回はこの2つのサービスの比較を行います。

新車サブスクリプション「KINTO」

Plan

KINTO ONEとKINTO SELECTの2種類のプランがあります。KINTO ONEは好きな車1台を3年間利用できるプランで、トヨタ自動車の様々な種類の車から選ぶことができます。結婚前はスポーツタイプ、結婚後子どもができてからはファミリータイプに乗り換えるなどライフスタイルの変化に合わせられる点がメリットです。一方、KINTO SELECTは3年間で6台のレクサスを乗り換えられるプランです。こちらは高級車レクサスに特化したプランです。主に法人がターゲットになるでしょう。

Cost

KINTO ONEは2019年3月1日から開始されるため現在費用は公表されていません。KINTO SELECTは既に費用は公表されており、月額180,000円(税抜)となっています。

Services

KINTO ONE、KINTO SELECTそれぞれ、頭金無し、登録諸費用、税金、定期メンテナンス、任意保険などがパッケージ化されています。つまり月額費用を支払うだけで、それ以外の費用負担は必要ありません。ただし、乗車中に事故を起こした場合、免責額50,000円までは利用者が負担することになっています。

Cars

KINTO ONEに関してはまだ車種も公表されていません。KINTO SELECTに関してはレクサスのみで、RC300h(クーペ)、IS300h(セダン)、RX450h(SUV)、UX250h(SUV)、NX300h(SUV)、ES300h(セダン)の6種類から選べます。

 愛車サブスクリプション「KINTO」

中古車サブスクリプション「NOREL」

Plan

NORELには新車と中古車が利用できますが、中古車のメインプランです。この中古車プランは利用する車種に合わせて4タイプに分かれています。

Cost

利用したい車種によって月額料金が異なります。最安値は59,800円プラン、次は79,800円プラン、そして99800円プラン、最も高いプレミアムプランがあります。プレミアムプランは外国車が中心で、選ぶ車種によってさらに料金が変わります。

Services

対人・対物・人身傷害の保険は含まれています。また自動車税、重量税、車検の支払いも必要ありません。ただし、自損事故や傷・凹みなどの原状回復に関しては別途「NORELケア」(有償)に加入する必要があります。この料金は月額15,000円〜となっています。

Cars

KINTOとNORELが最も異なる点は選べる車種の多様さです。KINTOはトヨタのサービスですので、トヨタ車しか選べません。一方NORELはメーカーは多様で外国車も豊富です。BMWやレクサスの他、スカイラインや業務用ハイエースバンなども選べます。

 NOREL

KINTOとNOREL、どちらを選ぶ?

トヨタのサービスの売りはKINTO SELECTでしょう。なんと言ってもLEXUSブランドは国産車の中では圧倒的なブランド力を持っています。このハイブランドの車に月額18万円支払うだけで乗ることができるのですからお得だと思います。KINTO ONEに関してはNORELなど他社のサービスと競合するため、利用するかどうかは費用次第でしょう。

あとは中古車に抵抗がなければNORELの方がお得です。車種も豊富です。利用者の中には「マツダがいい!」という人もいるでしょうから、そんな人にはNORELがオススメだと思います。ただし、NORELの場合は月額費用以外にもオプションがあり、費用構成が複雑です。使ってみたら意外と費用がかかってお得感がなかった、と感じる可能性もあります。だから利用する前に、しっかりと料金体系を把握しておきましょう。

今回はサブスクリプション方式を紹介しましたが、結局乗る頻度が少ない人は「カーシェア」の方がお得です。私の場合、仕事で使用するのであればサブスクリプションがお得だと思います。しかし、週末だけ乗るのであればカーシェアで十分です。結局のところ、自分のライフスタイルに合わせて利用することが大切だと思います。

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