ECサイト運営者が積極的に取り組むべき「置き配」を知る

宅配業界の人手不足が深刻化する中、もっとも重要な課題である「再配達率の低減」を解消するために「置き配」という配達方法が注目されています。すでにAmazonや楽天、アスクルなど大手ECは「置き配」に対応し始めていますが、中小企業が運営する小規模なECサイトに関しては、まだ未対応のところがほとんどです。

ECサイト運営は物流が正常に機能して初めて成り立つビジネスです。そのため、ECサイト運営者はただ売るだけでなく、物流に関しても協力する姿勢を見せる必要があると考えます。今後ECサイトは今以上に増加しますが、物流がそれに合わせて拡大することはないでしょう。つまり、限られた物流リソースをECサイト運営者で奪い合う事態が発生すると予想できます。そうなれば小規模ECは不利な立場に追いやられるでしょう。そうならないためにも余裕がある今から、今後の物流に関して真剣に考える必要があると思います。

今回はそんな物流の課題を解消する「置き配」をご紹介します。大規模ECだけでなく小規模ECの運営者も積極的に「置き配」が広がるよう活動してみてはいかがでしょうか。

Amazonの「置き配」の仕組みを知る

ECの中で最も「置き配」に積極的なのがAmazonです。海外ではすでに「置き配」は当たり前のように行われていますが、海外よりも安全性の高い日本の方が実は「置き配」に向いているようです。では、Amazonを利用する場合、どのように「置き配」を手配するのでしょうか。

  1. お届け先住所の指定の際、「置き配」を指定する
  2. 注文確定画面で置き場所を指定する
  3. 配達場所は宅配ボックス、玄関、ガスメーターボックス、車庫、自転車のかご等
  4. 配達時は注文者の在宅・不在にかかわらず、指定場所に商品を配達
  5. 受取時のサインは不要

非常にシンプルなサービスですが、Amazonでも対応しているのは一部宅配業者に限られているようです。また、置き配を指定しても、郵便ポストに入るような商品の場合(書籍など)はポストが優先されます。さらにオートロックのマンションなど、玄関に鍵がかかっている場合は対応できないと思われます。要はエントランスの鍵を解除している一戸建て向きのサービスだと言えるでしょう。

Amazon以外に楽天も対応していますが、置き配が利用可能なのは楽天ブックスなど一部のサービスに限定されています。まだまだ利用率が上がるには時間がかかりそうですが、これが広まれば少しは再配達率が下がるのではないでしょうか。

保冷できる置き配向けボックス

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