2020年、中国・大連に京都のテーマパークが誕生

先日、ご紹介した都市力ランキングで見事に1位を獲得した京都市。誰もがご存知のように日本国内だけでなく世界各国から観光客が訪れる世界有数の観光地です。僕は大学入学と同時に京都に住み始め、約25年が経過しようとしていますが、これほど多くの外国人観光客が街を歩く姿は今まで見たことがありません。聞こえてくる言語も以前は英語や中国語が多かったのですが、最近は聞いたことがない言語も飛び交っています。

そんな世界的な京都ブームを利用して人を集めようという試みが中国・大連でスタートします。

1000億円かけて京都の街並みを再現

この計画を手がけているのは大連の不動産会社で大連樹源科技集団。計画では総工費1000億円かけて、約100万平方メートルの敷地に、京都市の清水寺周辺を再現した商店街や日本家屋などを建設するようです。この商店街は物販だけでなく、日本の文化を体験できる施設も設けられます。その数なんと300〜400施設!しかも、敷地内の家屋の一部を別荘として売り出す計画もあるのだとか。

皆さん、どう思われますか?日本国内にもハウステンボスをはじめ、◯◯村のような世界の街を再現したテーマパークがありますが、正直言って成功している例は少ないと思います。だって本当にその国や街に興味があるのなら、実際に訪れた方が嬉しくないですか?今はLCCを使えば、それほどお金をかけずに海外旅行ができる時代です。誰をターゲットにして、どのように儲けようとしているのか、その経済的な価値がいまいち分かりません。

一番懸念しているのは大連の京都テーマパークに訪れた人が、それを京都の文化だと勘違いすることです。京都の魅力は建物や商店街だけでなく、歴史が築き上げてきた文化や慣習、そして京都人が醸し出す街の雰囲気だと思っています。きっと、このテーマパークの運営スタッフは地元の人が担うことになるため、どのような空気感になるのか心配です。やるのなら、ディズニーのように徹底して京都を再現してほしいですよね。

 日本経済新聞

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