都市力ランキングNo.1は京都市

一般社団法人森記念財団・都市戦略研究所がリリースした「日本の都市特性評価 Japan Power Cities DATABOOK 2018」は、日本国内の地方都市のランキングを2018年に初めて調査しました。今後日本は少子高齢化と急速な人口減少が進みます。そのような状況の中で日本の活力を保つためには東京に頼るのではなく、地方都市がそれぞれの特性を生かした都市づくりを進めていく必要があります。そのためにはまず各地方都市の現在の都市力を分析し、強みと魅力を把握することが大切です。本調査はこの都市特性を明らかにするために行ったものです。

今回はこの調査結果の中から総合力で優れている都市ベスト10をご紹介します。

日本の都市力ランキング ベスト10
第1位 京都市 世界有数の観光地として知られる京都市は「文化・交流」(1位)の評価が他の都市を圧倒しています。また京都大学など大学数が多く「研究・開発」(2位)においても高い評価を獲得しました。一方、「環境」(52位)、「生活・居住」(33位)は評価が低くなっています。
第2位 福岡市 交通・アクセス」(3位)、「経済・ビジネス」(3位)、「文化・交流」(3位)、「研究・開発」(5位)と非常にバランスの優れた都市です。しかしながら、京都市と同様に「環境」(57位)、「生活・居住」(37位)は評価が低くなっています。
第3位 大阪市 交通・アクセス」(1位)、「経済・ビジネス」(1位)において評価が高く、経済活動を行う上で適した都市であることがわかります。また「文化・交流」(2位)も優れています。一方、「環境」(72位)、「生活・居住」(71位)は評価が低くなっています。
第4位 名古屋市 名古屋市は特に「研究・開発」(1位)において高い評価を得る、高度な教育・研究開発機関が集まる学術都市です。また「交通・アクセス」(2位)、「経済・ビジネス」(2位)も評価が高く、働きやすい都市であることがわかります。
第5位 横浜市 横浜市は東京へのアクセスが良いため「交通・アクセス」(4位)の評価が高くなっています。また「経済・ビジネス」(5位)、「文化・交流」(5位)、「研究・開発」(6位)と他分野でも評価が高く、福岡市と同様にバランスの取れた都市と言えるでしょう。
第6位 神戸市 文化・交流」(4位)、「経済・ビジネス」(6位)の評価が高い都市です。特に「環境」(30位)の評価に関しては、同規模の経済力を持つ都市の中では際立って高いのが特徴で、自然環境に対する満足度が高い都市と言えるでしょう。
第7位 札幌市 札幌市は「文化・交流」(6位)の評価が高い都市です。特に観光ソフト資源が豊富で、京都に次ぐ評価を得ています。また新千歳空港など北方圏の拠点として「交通・アクセス」(15位)の評価も高くなっています。
第8位 仙台市 仙台市は「研究・開発」(4位)の評価が高いことが特徴です。これは論文投稿数など研究開発成果が多いためです。また高い都市機能を有する大都市でありながら、「生活・居住」(26位)の評価が高いことも特徴で、暮らしやすい大都市であると言えます。
第9位 つくば市 つくば市は「研究・開発」(3位)が強みです。研究開発機関に勤める従業員の割合が極めて高くなっています。また「生活・居住」(10位)、「環境」(20位)と自然環境が豊かで暮らしやすい都市であることがわかります。
第10位 浜松市 浜松市は「環境」(1位)で高い評価を得ている都市です。これは年間日照時間が長いことが影響しています。「経済・ビジネス」(8位)においては外国人就業割合や高齢者就業率が高く、多様性のある働き手を確保している都市であることも特徴です。

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