IT系企業の開発拠点として注目されている和歌山県・白浜

和歌山県の白浜町と言えば、関西圏に住んでいる人たちが海水浴に行く場所として有名です。夏になると多くのカップルや家族連れが白浜のビーチを訪れます。私はまだ行ったことはありませんが、おそらく関西で最も集客力のあるリゾートだと言えるでしょう。今、そんなビーチリゾートの白浜に多くのIT企業が注目しています。

現在、和歌山県は白浜町への企業誘致を積極的に行っています。その中でも特に有名なのが「白浜町ITビジネスオフィス」です。関西主要都市からのアクセスも良く、家賃が安い。しかも目の前は美しいビーチ。こんな環境の元で新しいソフトウエアやサービスを開発したいと考える企業が多いのでしょう。すでに満室という人気ぶりです。

今までは東京や大阪など大都市にオフィスを構えることが営業上有利だと思われていました。しかし、地方都市にあるFacebookやGoogleの本社を見れば分かるように、成功と大都市に拠点を構えることとは大きな関連はないと思われます。むしろ環境の良い場所で働く方が創造的な仕事ができるのでしょう。今回は将来のGoogleやFacebookが生まれるかもしれない和歌山県・白浜のビジネスオフィスをご紹介します。

白浜町ITビジネスオフィスが選ばれる理由

① 最高100億円の奨励金制度

和歌山県内に新たに用地を取得または賃借し、対象施設を建設、取得、賃借または増設する企業が一定の要件を満たす場合、最大100億円の奨励金支払われます。これは全国でも最高水準の金額です。

② 融資制度の充実

「和歌山県企業立地促進資金貸付制度」と日本政策金融公庫の「地域活性化・雇用促進資金融資制度」が利用できます。貸付限度額は最大25億円です。

③ アクセスが便利

関西国際空港までリムジンバスで約40分という立地(京都よりも便利)、さらに鉄道や高速道路も充実し、国際拠点港湾である和歌山下津港など13の地方港湾を抱える強みがあります。

④ 安心の暮らしやすさ

和歌山は大都市に比べると住居にかかる費用が少ないため、自分の趣味や家族に対してお金を割くことができます。また医師数や病院数が全国平均より高いため、家族と一緒に暮らしても安心です。

⑤ 有名企業との交流も

現在、白浜町ITビジネスオフィスにはNECソリューションイノベータ、セールスフォースドットコム、ブイキューブなど注目されているIT企業が入居しています。このような企業との交流を通して刺激を受けることも。

地方の優良人材の確保にも

企業の経営にとって最も重要な要素は人材です。しかし、残念ながら都市圏の人材はグローバル企業の参入もあり激戦となっています。今後は今までのような人材採用は難しくなっていくでしょう。そうした中で注目されているのが地方都市の人材です。一般的に地方都市の人材は地元志向が強く、優秀な人材の多くが県庁など公務員になったり、地方銀行に入行するケースが多いのです。

このような状況の中で、都市圏の有力な企業が地元・和歌山に働く場所を設け、転勤など諸条件に配慮した雇用を行えば、公務員や地方銀行に流れていた優良人材を採用できる可能性が高まります。特に理工系人材に関しては都市圏でも地方でも能力にそれほど差は見られないため、理工系人材を新たに雇えれば企業にとって大きな戦力になるでしょう。

今後は創造的なプロダクトやサービスを生み出したいと考える企業ほど地方を意識した拠点展開を行っていくと思われます。今、地方に開発拠点を移したいと考えている事業者の皆さん、その候補として和歌山を検討してみてはいかがでしょうか。

関連記事

  1. 2018年10月1日から京都市で導入される宿泊税って?

  2. ロードバイク人気メーカーのウェブサイトを徹底調査

  3. 京都でフグを食べたくなったら、このお店

  4. シニア人材の採用事例(ネスレ日本)

  5. 【Amazon Alexa】スキル一覧(ニュース編)

  6. 高度外国人材活躍企業50社(販路開拓編)