「今日中に送ります」は要注意

ビジネスシーンで資料やデータの受け渡しをする際によく使われるのが「今日中に送ります」という言葉です。曖昧なニュアンスが含まれ使い勝手がよいため、頻繁に使用するビジネスパーソンをよく見かけます。しかし、この言葉は使い方を間違えるとトラブルの原因になりかねません。今回はこの言葉を使う場合の注意点をお伝えします。

使う側の注意点

私自身の経験を元にお伝えします。明日のプレゼンで使用するデザインデータを外部委託先のデザイン会社に依頼していました。遅くてもプレゼン前日にはデータが必要なので、前日の午前中にデザイン会社に受け渡しの日時を確認するため電話しました。

その時、デザイン会社の社員が言ったのが「今日中には送ります」という言葉です。これに対して私は「私自身が会社にいるまで」、つまり定時である18時までには届くと受け取りました。私自身が会社いる間に受け取らないと、そのデータに価値は生まれないからです。

18時を過ぎてもデータが届かないため、再度デザイン会社に確認を取りました。その返事は「もう少し待ってください」でした。結局、データが届いたのは23時過ぎ。私は貴重な時間を無駄に過ごしたわけですので憤りを感じました。その後、このデザイン会社に依頼する機会は一度も訪れませんでした。

ここで言いたいことはビジネスでは「今日中」や「もう少し」という曖昧な言葉を使わず、具体的な時間を相手に伝えないとトラブルに発展する可能性が高いということです。23時になるのなら最初から「遅くなって申し訳ないのですが23時過ぎになりそうです」と一言伝えておけば、受け手もそれに合わせてスケジュール調整ができます。相手の時間を無駄にしないためにも具体的な時間を伝える。これがとても重要です。

受けた側の注意点

特にプログラマーやデザイナーという仕事をされている方と仕事をする場合、前述のような言葉で日時を濁されるシーンが多いです。したがって、相手がこのような言葉を使ってきたら必ず具体的な日時を問いましょう。その際、メール等文章に残すことができれば何らかのトラブルが起こった場合、相手に責任を問うことができます。もし外注先からのデータが遅れたことによってクライアントとの関係性が悪化した場合、外注先に対してペナルティを課すこともできるでしょう。

しかし、貴重な外注先はできるだけ失いたくありません。だから普段から今日中=定時退社時間まで、という認識を外注先に植え付けることが大切です。何度言っても守らない場合は、先のことを考え関係を考え直した方がよいと思われます。

以上、曖昧な言葉で約束時間を決めない人に対する注意点をお伝えしました。仕事が出来る人はすべての言動が具体的です。仕事が出来ると思われたい場合は今まで以上に具体的な言動をとりましょう。反対に曖昧な言動をとる人に対しては注意して相手にしたほうがよいと思います。

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