関西に住んでいる人が電車を利用する場合、ほとんどの人がICOCAかPiTaPaを使用すると思います。私の場合は阪急電車を利用する場合はPiTaPaを、JRや地下鉄を利用する場合はICOCAを使うため、常に財布の中に2枚のICカードを入れています。でも、本音を言えば1枚のICカードで全ての公共交通機関を利用できることが理想です。
個人的にはICOCAよりもPiTaPaの方が使い勝手が良いと感じています。ICOCAは事前払いで利用する前にICカードにお金をチャージする手間がかかります。私自身もそうですが、JRの改札口ではチャージをし忘れて改札に入れない人をよく見かけます。
一方、PiTaPaの場合は後払いで、後日クレジットカードの請求と一緒に支払えばOKです。チャージする手間もかかりませんし、チャージし忘れて改札に入れないという経験をする必要もありません。しかも、PiTaPaの場合は利用実績に応じて割引も適用されてお得なのです。だからJRでもPiTaPaポストペイが使えたら便利なのにな〜と思っていたら、なんと10月1日からJRでもPiTaPaポストペイが利用できることになりました。
ICOCAからPiTaPaに乗り換える3つのメリット
このニュースを聞いて、現在ICOCAからPiTaPaに乗り換える人が続出するのではないかと予想しています。だって、ICOCAってチャージの手間もかかるし(チャージするために列に並ぶなんてアホらしい)、入金した分しか使えなくて割引もない。本当に現金の代わりでしかないのです。それに比べPiTaPaは利用者にとってもメリットが明確です。
① 電車だけでなくバスも後払いでチャージの手間がかからない
② 利用実績に応じて割引サービスが適用される
③ 自販機やショッピングなど交通機関以外でも利用できる
私の場合はANA提携PiTaPaを利用しているため、PiTaPaを使うたびにANAマイルが貯まります。ANA以外にも様々な種類の提携カードがあるため、自分の生活スタイルに合わせたカードが作れるのもPiTaPaの魅力ですね。
利用可能エリアはJR西日本全域
このようなサービスが拡大される際、重要なのが利用できるエリアです。どれだけ便利なサービスであってもエリアが狭ければ利用メリットは少なくなります。今回のPiTaPaの場合はJRのどのエリアで利用できるのでしょうか。
PiTaPaの特設サイトを確認すると、JR西日本のほぼ全域で利用できることが分かります。西は播州赤穂、南は和歌山、北は篠山口、東は近江塩津まで。神戸・大阪・京都に通勤している人にとっては何の問題もありません。
10月31日までにPiTaPaに入会すると5000円相当のポイント付与
おそらくPiTaPaを運営する組織はこれを機会にICOCAからPiTaPaへの乗り換えユーザを増やそうと考えているはずです。そして、実際に10月末までの入会者に対して特典を用意しています。
特典の条件は
- 10月末までに入会すること
- 入会月の翌月の利用合計額が5,000円以上あること
の2つです。
この条件を満たした入会者から200名に対して5000円相当のポイントが付与されます。もしICOCAからPiTaPaに乗り換えようと考えていたら早めに入会することをオススメします。