世界の投資家が注目する「SDGs(エスディージーズ)」とは

政府や機関投資家が投資活動を行う場合は投資パフォーマンスの高さを重視し投資先を選定します。そして、多くの場合、投資先には短期的なパフォーマンスではなく中長期的かつ持続的なパフォーマンスの高さを求めます。それでは今現在、投資家はどのようなテーマで投資活動を行っているのでしょうか。そのキーワードが「SDGs(エスディージーズ)」です。新聞を読んでいる人はよく見かけるワードですので理解していると思われますが、今回は改めてこのワードに関してご紹介しようと思います。

SDGsとは

SDGsとは「Sustainable Development Goals」の頭文字をとったもので日本では「持続可能な開発目標」と呼ばれます。これは平成27年9月25日の国連サミットで採択されました。これは17のゴールと169の詳細目標で構成されていて、これらのゴールは国際社会全体で解決しなければいけないものと謳われています。169の詳細目標は各自で確認いただくとして、ここでは17のゴールをご紹介します。

持続可能な開発目標17ゴール
  1. 貧困の撲滅
  2. 飢餓撲滅、食料安全保障
  3. 健康・福祉
  4. 万人への質の高い教育、生涯学習
  5. ジェンダー平等
  6. 水・衛生の利用可能性
  7. エネルギーへのアクセス
  8. 包摂的で持続可能な経済成長、雇用
  9. 強靭なインフラ、工業化・イノベーション
  10. 国内と国家間の不平等の是正
  11. 持続可能な都市
  12. 持続可能な消費と生産
  13. 気候変動への対処
  14. 海洋と海洋資源の保全・持続可能な利用
  15. 陸域生態系、森林管理、砂漠化への対処、生物多様性
  16. 平和で包摂的な社会の促進
  17. 実施手段の強化と持続可能な開発のためのグローバル・パートナーシップの活性化

環境省「持続可能な開発のための2030アジェンダ/SDGs」より

これらのゴールを目標に各国政府や国際機関はアジェンダを作成し実施に向けて動いています。そしてすでに各機関から関連企業への巨額投資が始まっています。世界最大の年金基金である日本の公的年金基金GPIFもこの分野に注目し投資を開始しています。つまり、このSDGsに関連する企業こそが今後中長期的に成長する企業と言えるでしょう。

SDGs関連企業とは

それでは具体的に国内外のどのような企業が注目されているのかご紹介します。紹介する企業は「ニッセイSDGsジャパンセレクトファンド」と「ニッセイSDGsグローバルセレクトファンド」をベースにしています。SDGs系のファンドは既に多くの種類がありますので詳細は各自で調べてみてください。どの分野を重視するかによって選定する企業が異なります。ご紹介する企業はあくまでも参考程度にとどめ、各自で分野を絞りその分野で活躍する企業を調査することをオススメします。

SDGs関連企業(国内)
ダイキン工業株式会社 機械
株式会社野村総合研究所 情報通信業
株式会社シマノ 輸送用機器
エン・ジャパン株式会社 サービス業
日本電産株式会社 電気機器
株式会社MonotaRO 小売業
パーク24株式会社 不動産業
シスメックス株式会社 電気機器
株式会社日立製作所 電気機器
ホシザキ株式会社 機械
SDGs関連企業(グローバル)
ベクトン・ディッキンソン ヘルスケア(アメリカ)
アルファベット 情報技術(アメリカ)
アメリカン・ウォー ター・ワークス 公益事業(アメリカ)
エコラボ 素材(アメリカ)
ゾエティス ヘルスケア(アメリカ)
ブライト・ホライズン・ファミリー・ソリューションズ 一般消費財(アメリカ)
CBREグループ 不動産(アメリカ)
レレックス 資本財・サービス(オランダ)
DNB 金融(ノルウェー)

もし今現在、投資しようと考えている企業がある場合、投資する前にその企業がSDGsのどの分野で活躍できるのか考えてみてはいかがでしょうか。

 ニッセイアセットマネジメント株式会社

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