現在、サッカーワールドカップで世界中が盛り上がっていますが、再来年には東京でオリンピックが開催されます。まだ随分先の話だと思っていたのですが、もうすぐですね。このオリンピックを運営するにはボランティアスタッフの活動が欠かせません。そして、このボランティアスタッフのエントリーがもうすぐ始まります。テレビで観戦するのもよいのですが、現地でその熱気を感じながらオリンピックを楽しむのもよいのではないでしょうか。今回はこのボランティア募集について、簡単にご紹介しようと思います。詳細は東京オリンピック公式サイトを御覧ください。
ボランティア形態は2つに分かれる
東京オリンピックのボランティアは大きく2つの形態があります。
- 大会ボランティア
- 都市ボランティア
大会ボランティアとはいわゆる大会公認のボランティアです。都市ボランティアは東京都が募集するボランティアです。競技会場や選手村など大会に直接関わる場所で活動するのが大会ボランティア。一方、空港や最寄り駅、観光地などで旅行者や観戦者の案内をするのが都市ボランティアです。大会ボランティアが「選手のため」「大会運営のため」という目的で活動するのに対し、都市ボランティアは「観光客・旅行者のため」という目的をもった活動になります。
恐らくオリンピックでのボランティアを希望する人は「大会ボランティア」に興味があると思いますので、ここからは大会ボランティアの詳細をご紹介します。ちなみに都市ボランティアは、その土地に詳しい人でないと役割を果たせない可能性があるため東京近郊に住んでいる人が募集の対象になるでしょう。
大会ボランティアの概要ピックアップ
募集人数
80,000人
活動期間
- 2020年7月24日(金)〜8月9日(日)の10日間以上
- パラリンピックの活動も希望する場合は20日間以上
活動時間
- 休憩・待機時間を含め1日8時間程度
- その他食事時間あり
応募条件
- 2002年4月1日以前に生まれた方
- 活動期間中に日本国籍または在留資格を有する方
歓迎する経験・スキル
- スポーツボランティアの経験
- 英語、その他言語および手話のスキル
募集期間
2018年9月中旬〜12月上旬
応募方法
ウェブサイトからの応募
募集単位
個人
活動分野
活動分野の指定は可能だが希望通りになるわけではない。
- 案内サポート
- 競技サポート
- 移動サポート
- アテンド
- 運営サポート
- ヘルスケア
- テクノロジ
- メディア
- 式典
詳細は公式ウェブサイトを御覧ください。
ボランティア確定後
- オリエンテーション参加
- 共通研修参加
- 役割別・リーダシップ研修参加
- ユニフォーム受取
- 会場別研修参加
以上がざっくりとした大会ボランティアの募集概要です。ご覧いただければ分かる通り遊び半分で参加することはできません。大会当日までの準備でかなりの時間を割くことになりますし、研修場所は東京ですので交通費や宿泊費等の金銭的負担も大きいでしょう。普通に考えて会社員がボランティアすることは難しいと思います。一方、フリーランスや事業主など比較的自分で時間をコントロールしやすい人には良い機会だと思います。なんといっても一生に一度の自国開催ですから。僕も大会ボランティアにエントリーする予定です。当たったらいいな〜。