今年のSAKE DIPLOMA認定試験で導入されるCBT方式ってなに?

今年のSAKE DIPLOMA認定試験に合格するため、日々勉強中の伊藤です。届いた教本を読んだり過去問を解いたりしているのですが、教本が無くても解ける問題もあったり、重箱の隅をつつくのような問題もあったりでなかなか苦戦しています。ま、まだ本番までには十分に時間があるのでなんとかなるでしょう。さて、SAKE DIPLOMAの認定団体である一般社団法人日本ソムリエ協会は、2018年度の呼称資格認定試験の一次試験から「CBT方式」を導入するとリリースしました。今回はこのCBT方式がどのようなもので、導入によって試験にどのような影響があるのか考えてみたいと思います。

CBT方式とは

CBT方式とはComputer Based Testingの略で、コンピュータを利用して実施する試験方法のことです。従来の試験方法は紙の問題用紙と解答用紙が配布されていたのですが、CBT方式においては受験者はコンピュータの画面に表示された試験問題に対してマウスやキーボードを使って解答していきます。このCBT方式導入による特徴は以下の5点です。

CBT方式では、同じ問題・選択肢が出題されることがない。どの受験者がいつ受験しても同じ難易度の試験が出題されるよう、公平性が保たれた設定になっている。

CBT方式導入により実施会場の選択肢が増え、配置スタッフ削減も実現できたことで、試験会場が増え全国約200ヶ所で受験することが可能になった。

電車や飛行機の予約と同じように、都合の良い試験日時・会場を選択して受験することができる。

予約した日時の都合が付かなくなった場合は、1週間前でも日程を変更することができる。

受験者の希望がある場合、試験開催期間内に一次試験を2回受験することが可能になった。2回受験した場合は、点数が高い試験結果で判定される。

CBT方式導入による影響

CBT方式そのものに関しては、いずれこのような試験方式になると予想していたので特に驚きはありません。特に選択式の試験で未だに紙ベースの試験を行なうこと自体が時代遅れだと感じているためです。しかし、上記の特徴を見る限りにおいては、受験しやすい環境が整ったと思います。今までは特定日時に特定の場所でしか受験できず、たまに不便な場所が受験会場だった時は移動だけで相当なストレスが貯まりましたし、1日の大半を試験に費やす必要がありました。CBT方式導入によってこのようなストレスから解放されたのは嬉しいですね。

一方で懸念点もあります。それは試験の出題範囲が広がったということ。従来の方法は全国の試験会場で、全ての受験者が同じ問題を解いていました。しかしCBT方式の場合は問題が固定されずランダムに表示されるわけですので、問題作成者は従来よりも多めに問題を作成する必要があります。ということは、受験者は出題範囲の的を絞ることが難しくなったわけで、その結果、出題元になる教本を満遍なく覚える必要が出てきました。今までであれば「さすがにこれは出ないだろう」と手を抜いていた分野からも、自分の時だけ出題される可能性もあるわけです。そう考えるとCBT方式は受験者にとって良い面ばかりではないな、と感じます。

ということで、今年の受験者の皆さん、真面目に教本を読み込みましょう。

 一般社団法人日本ソムリエ協会

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